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関東森林管理局

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    プレスリリース

    ナラ枯れ防除事業「おとり丸太」効果現地検討会の開催について

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    令和3年10月12日
    関東森林管理局
    磐城森林管理署

      近年、福島県浜通り地区では、コナラをはじめとした広葉樹が集団で枯損する「ナラ枯れ」被害が急速に拡大しています。
      この対策として、同地区で初めて、その原因となるカシノナガキクイムシと呼ばれる昆虫を効率的に捕獲する「おとり丸太」を実施しました。
      この度、その効果の検証と技術普及を目的とした現地検討会を開催します。

    1.概要

      ナラ枯れ被害は、カシノナガキクイムシ(以下、「カシナガ」)と呼ばれる体長5mm程の昆虫が病原菌を伝搬させ、コナラやミズナラが枯れてしまう樹木の伝染病です。
      この被害を軽減するためには、カシナガが好む太い樹木を伐採し、森林を若返らせることが最も効果的です。一方で、カシナガの移動を絶つことも重要な防除策となります。
      「おとり丸太」とは、新鮮なコナラ等の丸太を集めたうえで、カシナガを誘引するフェロモン剤を設置することで、その丸太にカシナガを効率的に誘引・捕獲する手法です。
      この度、「おとり丸太」の効果の検証と、関係者への技術普及、引いては地域が連携した防除体制の構築を目的として、現地検討会を開催します。

    2.開催日時

      令和3年10月15日(金曜日) 10時00分~12時00分(雨天決行)

    3.開催場所

      福島県双葉郡楢葉町上小塙字芝坂国有林738に1林小班(案内図(PDF : 73KB)

    4.実施内容

      (1)ナラ枯れ被害状況説明
      (2)「おとり丸太」効果説明
      (3)意見交換・質疑応答

    5.講師

      山形大学 農学部 客員教授 齊藤 正一 氏

    6.取材申込方法

      現地検討会での取材は終日可能です。取材のご希望につきましては、10月13日(水曜日)までに下記担当者までご連絡ください。

    7.参加者

      福島県、管内市町村、林業事業体、近隣森林管理署など(60名程度)

    8.その他

      (1)新型コロナウイルス感染症対策として、関係団体及び報道関係者のみの現地検討会となります。
      (2)感染防止のため、発熱等の症状がある方の参加はご遠慮ください。また、マスクの着用や十分な間隔の確保にご協力
          ください。

      (3)長靴とヘルメット、林地を歩ける服装は各自ご用意ください。また、雨天決行のため、雨具等もご用意ください。

    お問合せ先

    林野庁 関東森林管理局 磐城森林管理署

    担当者:業務グループ 飯村、永野
    ダイヤルイン:0246-66-1234
    FAX番号:0246-66-1255

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