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関東森林管理局

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    プレスリリース

    低コスト造林現地検討会の開催について

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    平成29年9月15日
    関東森林管理局
    福島森林管理署

     近年、森林資源の充実に伴い、資源を有効利用するための伐採が進みつつありますが、次世代の森づくりのために欠かせない再造林(伐採後に再び木を植栽)は、木材価格の低迷や育林コストの負担感等により放棄することが危惧されています。
     そのため関東森林管理局では、「林業の低コスト化の普及と定着」に重点的に取り組んでいます。立木の伐採とその後の植樹は従来は別々の仕事として行っておりましたが、高性能林業機械を植栽の準備(地拵え)や苗木の運搬などに活用し、伐採から植栽までの作業を連動して行うことで、作業の省力化・効率化を図ることができる一貫作業システムや植栽本数、下刈り回数の見直しなど低コスト化の取り組みを行っています。
     また、近年では国民病とも言われる花粉症の軽減のため、福島県内では初となる花粉症対策苗(今までのスギよりも花粉が少なく飛散しにくい苗)を今年度から植栽し始めています。
     林業の低コスト化を図り、地域における林業の成長産業化に貢献し得る、これらの取り組みをご紹介するため、阿武隈川流域林業活性化センターと共催で現地検討会を開催しますので、参加者を広く募集します。
     当日は、農林水産省のみどりの広報大使に任命されている「ミス日本みどりの女神」の野中 葵さんが一日署長として参加し、高性能林業機械のデモンストレーションや低コスト造林の紹介なども行います。

    開催日時

    平成29年9月28日(木曜日) 13時10分~15時50分 小雨決行

    開催場所

    福島県田村市都路町西古道国有林289林班ほか
     集合場所:ふくしま中央森林組合 旧キノコセンター(田村市都路町大字古道蒲生河原26-1)
     現地検討会会場は駐車スペースが限られているため、集合場所で乗り合わせての移動になります。ご協力をお願いします。
     位置図(PDF : 1,186KB)

    実施内容

    (1)事業地の概要
    (2)立木の伐採後の植栽準備(地拵え)の視察
    (3)花粉症対策苗の植栽(2千本植栽)の視察
    (4)下刈り作業の省力化箇所の視察
    (5)ディスカッション

    参加申込み方法

    検討会には以下の参加予定者のほか、ご関心のある方はどなたでも参加できます。参加を希望される方は、9月22日(金曜日)までに下記担当者までご連絡ください。なお、参加希望者多数の場合は調整させていただく可能性がありますのでご了承願います。
    (参加予定者)
    福島森林管理署(主催者)、阿武隈川流域林業活性化センター(共催者)
    関東森林管理局、福島森林管理署白河支署
    福島県(森林担当地域機関を含む)、阿武隈川流域内市町村、阿武隈川流域内林業事業体

    その他

    現地検討会では取材いただくことが可能です。(撮影可)。
    取材を希望される方は、9月22日(木曜日)までに下記担当までご連絡ください。

    お問合せ先

    福島森林管理署

    担当者:森林技術指導官
    ダイヤルイン:024-535-0121

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