(希少43)玉原アスナロ希少個体群保護林
1.森林管理署
利根沼田森林管理署2.森林計画区
利根上流森林計画区3.所在地
群馬県沼田市4.林小班
群馬県沼田市迦葉山丙350ノ1国有林17わ外5.面積
5.73ha6.設定年月日
昭和9年9月25日(1929年9月25日)(変更年月日平成3年4月1日)平成30年4月1日旧迦葉山天然ヒバ植物群落保護林から保護林範囲を拡充、名称変更
7.法的規制
水源かん養保安林8.設定目的
天然生アスナロの伏条更新が良好な林分で、原生林に準ずる林相を有し、学術上及び森林施業上の考証として貴重である。このため、アスナロが群生する群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特徴
標高940~1,080m。本保護林は、迦葉山の東に位置し、北北西に面した斜面上にある。全域が天然林であり、樹種は林齢80~90年生のアスナロ(ヒバ)天然林で、伏条更新が良好である。
他にはクリ-ミズナラ群落が確認されている。保護林内の斜面中腹に帯状にアスナロが分布している。ほぼ純林で、林内は暗く、下層植生は乏しい。胸高直径は、20~40cmで、若齢~中齢級のアスナロからなる。大径木の古い伐採跡(針葉樹)があり、本アスナロ群落は、伐採後の一斉林と思われる。また、径60cm 程度のウダイカンバも生育している幼樹は生育していないが、亜高木クラスの若い木は少数見られる。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。11.保護林モニタリング概要
2019調査概要(PDF : 382KB)12.位置図
玉原アスナロ(PDF : 664KB)お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265