(希少26)黒沢ウラジロモミ・クロベ遺伝資源希少個体群保護林
1.森林管理署
日光森林管理署2.森林計画区
鬼怒川森林計画区3.所在地
栃木県日光市4.林小班
栃木県日光市鬼怒沼外1国有林42い15.面積
13.88ha6.設定年月日
昭和62年(1987年)黒沢ウラジロモミ林木遺伝資源保存林に設定。平成30年4月1日旧黒沢ウラジロモミ林木遺伝資源保存林から名称変更。
7.法的規制
水源かん養保安林、国立公園普通地域8.設定目的
岩角地といった特殊な立地において、ウラジロモミやクロベを主体とした天然針葉樹林が形成され、学術上及び森林施業上の考証として、また、遺伝資源の確保上貴重である。このため、土地的極相林として成立しているウラジロモミ・クロベの生育する群落の希少な個体群を保護するため設定する。
9.特徴
標高1,130~1,510m。鬼怒川支流の黒沢の分岐点付近で、北東向き急斜面に成立している天然生林である。
本保護林の大部分は急峻な岩角地で形成され、岩角地上には、ウラジロモミ・クロベ・ヒメコマツなどが混在する針葉樹林が成立し、岩角地下部の崖錐堆積地に、サワグルミ・トチノキなどの広葉樹が優占する渓畔林が成立している。
針葉樹林が成立している岩角地は、急峻な崖地のため斜面上部へ登ることは難しい。
10.保護・管理及び利用に関する事項
禁伐、更新は原則として天然下種更新によることとする。11.保護林モニタリング概要
黒沢ウラジロモミ・クロベ希少個体群保護林(PDF : 527KB)12.位置図
黒沢ウラジロモミ・クロベ遺伝(PDF : 546KB)お問合せ先
計画保全部 計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:027-210-1265