木材を利用したいろいろな工法
木材利用について
- 木材は再生産可能で加工に要するエネルギーが少なく、人と環境に優しい素材であり、その有効利用の促進が環境に負荷の少ない循環型社会の形成につながること、木材利用の確保が森林整備や保全を通じて二酸化炭素の吸収及び固定による地球温暖化防止等の森林の多面的機能の発揮につながります。
- これらのことから、関東森林管理局では、荒廃した森林に本数調整伐等の森林整備を実施するとともに、森林土木工事における木材・木製品の積極的な使用を推進しています。
山腹工への使用事例
- 斜面の山肌が露出している崩壊地に、、斜面の安定と植物の導入により安定した森林に移行させるため、山腹工を実施しています。
- 従来ではコンクリートや鋼材などによる工種を採用していた箇所に、できるだけ木材を利用しようと取り組んでいる事例を紹介します。
丸太積土留工
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中丸太積土留工
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丸太柵工
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丸太筋工・丸太柵水路工
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丸太組工法階段工
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渓間工への使用事例
- 大雨や洪水、融雪などによって山肌が崩れ貯まった渓流内の土砂移動の防止、渓流及び山腹の浸食を防止又は軽減を図り、森林造成の基礎とするため渓間工を実施しています。
- 木材で組んだ枠に石材を詰めた工種や、型枠材、修景材として利用しています。
木製谷止工
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木製流路工
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残存型枠(丸太式)谷止工
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その他の使用事例
防風柵工
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落石防止緩衝工
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チップ散布工
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お問合せ先
計画保全部 治山課
担当者:企画係
ダイヤルイン:027-210-1190