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関東森林管理局

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    コンクリート谷止工

    概要

    • 治山ダム工の中でも多く設置しているコンクリートで構築する谷止工ができるまでを紹介します。 
    konkuri1 (施工地:群馬県甘楽郡下仁田町)
    • 渓間工は、渓流の縦侵食及び横侵食の防止により渓床の安定、山脚の固定及び土砂の流出の抑止・調節を目的として設置しています。
    • 紹介する谷止工は、コンクリート表面を間伐木材で覆い、周辺環境に調和させ、木材利用にも寄与しています。
    • それでは、コンクリート谷止工の出来るまでを写真に沿って紹介していきます。 

    床堀

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    • 床堀状況です。
    • 治山ダムを設置する基礎を作るために、バックホウで掘り下げ平らな面を作ります。

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    • 床堀面の清掃状況です。
    • バックホウで掘った面を更にきれいに仕上げるため、堅い岩の部分は高圧洗浄機を使い清掃します。

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    • 床堀完了です。
    • 平らになった床堀面が完成しました。
    • 設計した寸法どおり仕上がっています。

    型枠設置

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    • 型枠設置状況です。
    • コンクリートを流し込む枠を作っています。これを型枠といい、この現場では等間隔に固定した鋼材に、スクリューねじで間伐材を固定していきます。

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    • 黒っぽいコの字形のちょっと斜めの柱が鋼材です。
    • アンカー鉄筋により鋼材をしっかり固定します。

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    • 鋼材に間伐材がしっかりと固定されました。
    • 1回でコンクリートを流し込める高さは2mまでと決まっています。

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    • 流し込んだコンクリートが、型枠の外に漏れないように、油紙を貼ります。 

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    • 型枠設置完了です。

    コンクリート打設(養生等)

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    • コンクリート打込み状況です。
    • 型枠の中にコンクリートを流し込んでいる様子(コンクリート打込み)です。
    • コンクリートは、ミキサー車からコンクリートポンプ車に送られ、ブーム(腕のような)の先から型枠の中に打込んでいきます。 

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    • コンクリートの養生。
    • 打込みが完了したコンクリートは、乾燥や温度変化に注意しながら、決められた硬さ(強度)に達するまで、一定期間養生します。

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    • 養生後、コンクリート表面の不純物(レイタンス)を清掃します。

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    • コンクリートの出来上がり状況です。きれいなコンクリートが出来ました。
    • このように作業を繰り返し、設計した高さまでコンクリートを継ぎ重ね、設計図の形に仕上げていきます。 

    完成

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    • コンクリート谷止工の完成です。
    • 間伐材で作った丸太型枠がコンクリート表面を覆うことにより、軟らかな印象を与えます。

    お問合せ先

    計画保全部 治山課
    担当者:企画係
    ダイヤルイン:027-210-1190

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