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関東森林管理局

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    奥地荒廃地の森林整備

    概要

    区域図
    • 集中豪雨などによって崩壊した奥地水源地域周辺等では、森林整備が行き届かず、水土保全機能が低下している森林が多数見られます。このような箇所を放置していくこと、林地崩壊が拡大し、下流域への土砂流出が発生するなどの災害によって人々の生活に支障を来すことが懸念されます。
    • 一方、このような奥地では、復旧工事の資材運搬が容易ではないため、崩壊の拡大が懸念される周辺森林の整備と崩壊地の復旧を併せて実施することにより、森林整備により発生する材料を可能な限り使用した、効率的な治山事業を実施しています。

    整備状況

    • 周辺森林の整備と崩壊地の復旧を実施した状況です。
    • 森林の整備は、本数調整伐(間伐)を実施し、崩壊地は現地発生木材を利用した土留工、筋工を施工し、崩壊斜面には緑化マット、水路工を実施しています。
    施工前
    整備実施前
    矢印 完成
    整備実施後

    • 本数調整伐(間伐)の実施によって、薄暗かった林内に光が差し込み、ヒノキの健全な成長と下層植生の回復が図られ、水土保全機能を高めます。
    伐採前
    森林整備実施前
    矢印 伐採後
    本数調整伐(間伐)実施後

    作業状況

    伐採状況
    • 本数調整伐(間伐)実施状況
    • 過密化した林内のヒノキを選木し、チェンソーで伐採していきます。

    木材運搬
    • 伐採木の運搬状況
    • チェンソーで伐採し、崩壊地で利用できるように採材した木材を、崩壊地まで運搬します。

    丸太積土留施工
    • 丸太積土留工施工状況
    • 伐採した木材を利用し、崩壊地に土留工を設置しています。

    丸太積完成
    • 崩壊地の整備完成
    • 崩壊地に丸太積土留工を設置し、斜面には緑化マットを張り整備完了です。

    施工後3年目
    • 整備後3年が経過した状況
    • 崩壊地には、植生の生育により、緑が蘇りました。

    お問合せ先

    計画保全部 治山課
    担当者:企画係
    ダイヤルイン:027-210-1190

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