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関東森林管理局

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    森林総合監理士の育成・民国連携推進に向けた技術者育成の取組

    概要

    • 農林水産省は我が国の森林・林業を再生するための指針として、平成21年12月25日に「森林・林業再生プラン」(PDF : 176KB)を公表しました。
    • この再生プランは10年間を目途に、路網の整備、森林施業の集約化及び必要な人材の育成を軸として持続的な森林経営と国産材の安定供給体制を構築し、我が国の森林・林業を早急に再生していくための指針として作成されました。
    • これを受けて関東森林管理局では、森林・林業の再生に向けた取組を現場レベルで確実に実行するための人材を育成する「准フォレスター研修」と路網設計者などの人材を育成する「林業専用道技術者研修」を利根沼田森林管理署(群馬県沼田市)において平成23年度から25年度まで実施してきました。
    • 平成26年度からは、過去3年間実施してきた准フォレスター研修に替わり、将来、森林総合監理士(通称フォレスター)の候補となる若手技術者を中心に知識・技術のレベルアップを図る「技術者育成研修(平成29年度から森林総合監理士育成研修に名称変更)」と「実践研修(現地検討)」がスタートしました。
    • また、関東森林管理局独自の取り組みとして、森林総合監理士研修終了者をはじめとする技術者の更なるスキルアップを目的とした、都県職員と国有林職員合同の研修を実施しています。

      令和5年度の研修実施状況

      • 令和5年度の研修については、利根沼田森林管理署管内をフィールドに5つの研修を実施しています。また令和4年度から一部講義についてWeb配信での受講を可能としました。

      1 森林総合監理士育成(後期)2研修 R5.8.22~25

      • 地域の森林の整備・保全及び林業の成長産業化の推進のため、森林・林業に関する広範囲な知識及び技術、コミュニケーションや合意形成方法を現地における実践的手法で習得させ、市町村森林整備計画の作成や実行監理等が適切に実施できる森林総合監理士を育成します。


      2 林業成長産業化構想技術者育成研修(前期の中央研修に引き続く「関東ブロック研修」を担当)R5.9.26~29

      • 林業の成長産業化に向けて、ICT等の先端技術を活用した路線選定等による効率的かつ効果的な木材生産基盤となり得る路網計画を含む、森林の施業から木材の流通までを考慮した総合的な森づくり構想の作成に関する高度な知識・技術を有した林業成長産業化構想技術者を育成します。

      3 関東森林管理局独自研修

      1 二ホンジカ被害対策研修 R5.6.14~16

      • 地域のニホンジカ被害対策の取組を総合的かつ効果的に推進するための知識・技術を向上させ対策の中核となるリーダーやコーディネーターとして被害対策の全体構想を作成し、実現に向けた取組ができる人材の育成を目指します。

      2 多様な森林づくり(天然力の活用)研修 R5.7.12~14

      • 生育が良好でない森林、車道や集落から遠いといった社会的要件が不利な森林等について、天然力を活用した針広混交林化等により育成複層林へ誘導するために必要な知識・技術を向上させ、科学的知見に基づき適切な目標林型、森林施業を選択することができる技術者を目指します.

      3 林地保全に配慮した森林づくり研修 R5.9.12~15

      • 山地災害危険箇所を判読し、災害を誘引せず、恒久的な使用に耐え得る森林作業道作設の基礎的な知識を得ることにより、事業体等に林地保全に配慮した森林施策をアドバイス出来る森林総合監理士等を目指します。

      お問合せ先

      森林整備部 技術普及課
      担当者:企画官(技術開発)
      ダイヤルイン:027-210-1175

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