このページの本文へ移動

関東森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    署について

    • 当支署庁舎は、新庁舎の建設工事にあたり、令和2年8月から南会津町南郷総合支所2階を仮庁舎として業務を続けてきました。このたび、建設工事が竣工したことに伴い、令和4年3月22日から新庁舎への移転を終え、業務を開始しましたので、お知らせします。
    • 管内案内図
    • 署案内図
    • 組織図

    概要

    福島県南会津郡のうち、阿賀野川上流の只見川及び伊南川流域に位置する2町1村(南会津町、只見町、檜枝岐村)に所在する国有林109,299ヘクタール(関東森林管理局最大)及び官行造林256ヘクタール を管轄しています。
    管内は、広大な天然林と豪雪による雪資源を有効に活用した、日本屈指の発電量を誇る只見川ダム群の重要な水源域となっています。また、自然性の高い森林が広範囲に分布していることから、大半の森林を原始的な森林生態系を保存する保護林(奥会津森林生態系保護地域(72,990ヘクタール))に指定しています。
    さらに、平成19年8月30日に新たに指定された尾瀬国立公園(16,652ヘクタール)の尾瀬をはじめ、広大なブナ林を擁する越後三山只見国定公園(31,063ヘクタール)及び只見・柳津県立自然公園(1,828ヘクタール)区域があり、このような山岳、渓谷等の自然公園の他、温泉、スキー場等の観光資源に恵まれています。
    近年、交通網が整備されてきたことにより、自然探索、登山、ウインタースポーツ等の森林を利用したレクリエーション、保健休養の場として多くの人々に利用されています。

    林況

    国有林の分布を見ると、尾瀬地域及び只見川本流域はほぼ全域が国有林ですが、居住域である伊南川流域には比較的少ない配置となっています。
    地形は一般に急峻で、日本有数の豪雪地帯(低地でも2~3m)のため雪崩の繰り返しにより表土が流出して基岩が露出している岩石地(アバランチ・シュート)や灌木地となっている地形が多く。また、崩壊地や地滑り地帯も比較的多く見られます。
    大半の森林が冷温帯に属し、代表樹種であるブナの天然林も多く見られます。沢沿いには、トチノキ、サワグルミ、峰筋にはヒメコマツ、ネズコ等の針葉樹が出現しています。東北以北最高峰の燧ヶ岳(2,356m)や会津駒ヶ岳等高山も多く、その周辺の森林は亜高山帯あるいは高山帯に属します。尾瀬地域、田代山山頂等高山性湿原を形成している箇所も多い。
    イワヌシ、クマタカ等の猛禽類、ヤマネ、ニホンカモシカ等のほ乳類も多数確認されており、植物でも高山性湿原等で多くの希少種が確認されています。


    戻る

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader