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関東森林管理局

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    森林教室「枝打ち・丸太切り体験」・「森林って何だろ?」を実施しました

    令和5年9月に、妙高市内の新井小学校(4年生)において、森林教室を実施しました。
    9月12日   「枝打ち・丸太切り体験」
    9月26日   「森林って何だろう?(座学)」
    この森林教室は、妙高市の「みどりの学習推進事業」の一環として、上越森林管理署・上越地域振興局・妙高市が
    連携して市内の小学生を対象に実施しているものです。

    枝打ち・丸太切り体験

    オリエンテーション 国有林内で、スギの人工林の手入れ作業として枝打ちと丸太切りを体験してもらいます。
    国有林 やぶにはハチやアブ、ブヨなど、人間にとって有害な生き物が多く生息しています。
    暑くて半袖の子もいましたが、虫に刺されないように長袖・長ズボン、首にはタオルを巻いて、手には軍手、足もとは長靴をはいてしっかりガードするのが好ましいです。

    枝打 【枝打ち】
    節(ふし)のない良質な柱や板を作るため、また、光を森林の中に届けるために、ある高さまでの生き枝を、その付け根付近から除去する作業を枝打ちといいます。

    初めて鋸(のこぎり)を扱う子が多く、コツをつかむまで苦労していました。


    丸太切の様子 <丸太切り体験>
    今回は、鋸(のこぎり)を使い、丸太を輪切にする体験をしてもらいました。

    思うように切れず時間がかかる子もいましたが、周りの子が「もうちょっとだ」、「がんばれ」と声をかけ励ましあい、頑張って切っていました。

    木の皮 丸太を切った後は、木の皮をむいたり、丸太の断面を観察したり、興味深々の様子でした。

    森林って何だろう?(座学)

    講義内容は
    1.森林のはたらき
    2.林業のしくみ
    3.(おまけ)タネについて
    です。

    みんなメモを取りながら真剣に話を聞いてくれました。

    こちらからの問いかけにも積極的に答えてくれました。

    体験のまとめ

    森林の手入れでは、初めて鋸(のこぎり)を扱う子も多く大変だったと思いますが、楽しんでいただけたでしょうか?
    今回の森林教室をきっかけに森林・林業に興味を持って頂けると嬉しいです。

    お問合せ先

    上越森林管理署

    担当者:森林技術指導官
    ダイヤルイン:025-524-2180