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関東森林管理局

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    森林教室「森林って何だろう?」「枝打ち・間伐体験」

    妙高市内の妙高高原北小学校(4年生 11名)において、森林教室を実施しました。

    6月 22日  講義「森林のはたらき」
    7月   6日  森林の手入れ体験「枝打ち・間伐」

    この森林教室は、妙高市の「みどりの学習推進事業」の一環として、上越森林管理署・上越地域振興局・妙高市が提携して市内の小学生を対象に実施しているものです。

    講義

    【講義内容】は次の3つです。

    1.森林のはたらき

    2.林業のしくみ

    3.(おまけ)タネについて

    真剣に講義を聴いてくれて、クイズにも元気よく答えてくれました。

    鋭い質問もたくさんありました。
    その中から1つ紹介します。

    質問:木を伐って机や鉛筆になるのは分かったが葉っぱは何になるのか?

    回答:昔は葉っぱなどを堆肥にしていた。今は燃やして発電する材料にしたりしている。

    種とばし体験

    講義の後は、毎年大好評の空飛ぶタネの実験です。
    今回は身近にある材料で作りました。
    短冊型に切った紙パックを半分に折り、クリップで止めたらビニールテープで固定します。
    そこに輪ゴムをかけて飛ばします。

    みんなで飛ばしてみましょう!

    コツをつかんで高く飛ばしている子もいました。

    枝打ち・間伐体験

    【枝打ち】

    枝打ちとは、節(ふし)のない良質な柱や板を作るため、また、光を森林の中に届けるために、ある高さまでの生き枝を、その付け根付近から除去する作業です。

    幹に傷をつけないよう注意して枝を切ります。

    【間伐】

    間伐は、植えつけてから大きく成長した木を間引きして健康な森林に導くためえ、また、利用できる大きさに達した木を少しずつ収穫(伐採)するために行う作業です。

    木を倒す方向を決めたら「受口」をつくります。

    その後、「追口」を入れて木を倒します。

    「ツル」という部分は蝶番のように、木を倒す方向を正確にする役割をはたします。

    「追口」を入れているところです。

    間伐した木は玉切りにし、体験記念のお土産に持ち帰ってもらいました。

    木工工作に用いても良いですね。

    まとめ

     今回体験してもらった森林の手入れは、暑い時期に行う大変な作業の一つですが、楽しく体験してもらえたようで良かったです。

    お問合せ先

    上越森林管理署

    担当者:総括森林整備官
    ダイヤルイン:025-524-2180
    FAX番号:025-524-2189

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