路網の整備
森林の整備や保全、林産物の供給等を効率的に行うためには、林道(林業専用道を含む)と森林作業道を適切に組み合わせた路網の整備が必要です。これらの路網の整備に当たっては、地形に沿った路線の形とすることにより切土・盛土等の土工量やコンクリート擁(よう)壁等の構造物の設置数を必要最小限に抑え、さらに、現地で発生する木材や土石を土木資材として活用して、低コスト化や環境への配慮に努めています。
林道は、木材の搬出や間伐等の森林整備に不可欠なだけでなく、人々が憩いの場として森林を利用する際の重要なアクセス路にもなります。安全で景観にも配慮された道づくりは、地域振興にも大きな役割を果たしています。
岩氷林業専用道(平成29年度新設) 間伐材の土留工を施工した林道