企業による森林づくり・木材利用
近年、企業による森林づくり・木材利用活動が広がりを見せています。ここでは、最近注目されているCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)として企業が森林づくりや木材利用に取り組む事例や、CSR(企業の社会的責任)等の活動に当たり二酸化炭素吸収・固定量を「見える化」する取り組みの一助となるガイドラインをご紹介します。企業事例で見る森のCSV読本~森が地域と企業を元気にする!~
全文ダウンロード(PDF : 9,655KB) |
これまで、企業による森林づくり・木材利用活動の多くは、CSR(企業の社会的責任)の一環として行われてきました。一方で、最近は、社会貢献的な性格が強かった従来のCSRに代え、企業の事業活動を通じて社会的な課題を解決していくことを目指す「CSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)」という新たな概念が注目されています。これを踏まえ、林野庁では、「平成26年度森林整備等への民間資金活用調査実証事業」により、「企業事例で見る森のCSV読本」を作成しました。このガイドブックでは、企業の事業活動と結びついた森林づくり・木材利用活動により、企業価値と森林がもたらす社会的な価値を同時に高める「森のCSV」について、基本的な情報や活動の進め方などを事例とともに紹介していますので、是非ご活用ください。 |
企業による森林づくり・木材利用の二酸化炭素吸収・固定量の「見える化」ガイドライン
全文ダウンロード(PDF : 2,355KB) |
CSR(企業の社会的責任)活動の一環として行われている森林づくり活動や木材利用の取り組みを消費者等のステークホルダーに訴求するツールのひとつとして、二酸化炭素の吸収量や固定量を算出・表示する「見える化」があります。林野庁では、「平成27年度森林整備等への民間資金活用調査実証事業」により、「企業による森林づくり・木材利用の二酸化炭素吸収・固定量の「見える化」ガイドライン」を作成しました。このガイドラインでは、入門編として簡易に「見える化」する方法、及び「見える化」の結果を消費者等のステークホルダーに対して効果的に訴求するヒントなどを紹介しています。 なお、建築物については、令和3年10月1日に「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」が公表されております。 (建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドラインのページへ) |
関連リンク:森林による二酸化炭素吸収量の算定方法について
お問合せ先
森林整備部森林利用課
担当者:森林吸収源企画班
ダイヤルイン:03-3502-8240