森林環境保全総合対策事業のうち森林被害対策事業のうち「野生鳥獣による森林生態系への被害対策技術開発事業」(平成22年度~平成25年度)
(1)事業の趣旨
野生鳥獣による森林被害は、シカ等野生鳥獣の増加等を背景として、林業被害に加え、食害等による天然林の劣化や下層植生
の消失等が深刻化し、生物多様性や森林の公益的機能への影響が懸念されています。また、被害対策においては、個々の
森林所有者等の単発的なわな等設置での対策は限界で、地域の森林を一体ととらえた総合的な被害対策を推進することが必要となっています。
このため、これまでの人工林を対象とした林業被害対策に加え、野生鳥獣による森林生態系被害対策にも対応し得る新たな
鳥獣被害防止技術、鳥獣被害を受けた森林・植生の復元技術及び効率的な捕獲技術の開発を実施します。
(2)事業実施主体
平成22年度:株式会社野生動物保護管理事務所
平成23年度:株式会社野生動物保護管理事務所
平成24年度:株式会社野生動物保護管理事務所
平成25年度:株式会社野生動物保護管理事務所
- 株式会社野生動物保護管理事務所のホームページへ【外部リンク】
(3)報告書内容
1.事業の目的及び経過
2.個別技術開発報告
課題1 新たな鳥獣被害防止技術の開発
課題2 鳥獣被害を受けた森林生態系の復元技術の開発
課題3 効果的な捕獲技術の開発
報告書の内容については、事業実施主体である株式会社野生動物保護管理事務所のホームページより入手できます。
(平成22年度、平成23年度、平成24年度、平成25年度)【外部リンク】
お問合せ先
森林整備部研究指導課
担当者:保護企画班
ダイヤルイン:03-3502-1063