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林野庁

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病害虫や動物被害から森林を守る!

松くい虫等の病害虫や野生鳥獣による森林被害は、森林資源の損失にとどまらず、森林の公益的機能の低下、森林所有者の経営意欲の喪失等につながるものです。

特に松くい虫被害は、令和4年度に25万立方メートルもの被害が発生しており、現在も我が国最大の森林病虫被害となっています。
また、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌により、ナラ類やシイ・カシ類が集団的に枯損する「ナラ枯れ」が日本各地で発生しており、これまで被害の少なかった関東地方で被害が増加するなど、被害区域は拡大傾向にあります。
このため、森林病害虫等防除法に基づき、松くい虫被害への徹底的かつ総合的な対策を実施するほか、その他森林病害虫等に対しても、駆除及びまん延防止対策を実施しています。

平成に入ってから急激にシカの被害が拡大し、平成26年には森林被害面積は約7千haに及び、その後減少傾向にあるものの依然として造林木の頂端や枝葉、樹皮等の食害などの被害が発生しています。
また、シカの生息域も拡大を続けていることから、シカ等の野生鳥獣による森林被害対策等を実施しています。

森林の写真

松くい虫被害 NEWアイコン

ナラ枯れ被害 NEWアイコン

その他害虫による森林被害

野生鳥獣による森林被害

お問合せ先

森林整備部研究指導課森林保護対策室

ダイヤルイン:03-3502-1063