病害虫や動物被害から森林を守る!
松くい虫等の病害虫や野生鳥獣による森林被害は、森林資源の損失にとどまらず、森林の公益的機能の低下、森林所有者の経営意欲の喪失等につながるものです。
特に松くい虫被害は、現在も我が国最大の森林病虫被害となっています。
また、ナラ枯れ被害は、これまで被害の少なかった関東地方で被害が増加するなど、被害区域は拡大傾向にあります。
このため、森林病害虫等防除法に基づき、松くい虫被害への徹底的かつ総合的な対策を実施するほか、その他森林病害虫等に対しても、駆除及びまん延防止対策を実施しています。
平成に入ってから急激にシカの被害が拡大し、平成26(2014)年には森林被害面積は約7千haに及び、その後減少傾向にあるものの依然として造林木の頂端や枝葉、樹皮等の食害などの被害が発生しています。
また、シカの生息域も拡大を続けていることから、シカ等の野生鳥獣による森林被害対策等を実施しています。
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