野生鳥獣被害対策の観点からの生息環境としての森林管理技術開発事業(平成21~23年度)
(1)事業の趣旨
野生鳥獣による森林被害対策として、これまでに防護柵の設置等の被害対策を中心に実施されてきているところですが、
森林は野生鳥獣の生息地となっていることから、被害対策における中長期的な対応の一つとして生息環境管理が重要とされ、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」においても、国及び地方公共団体が生息環境の整備及び保全に資するため必要な措置を講ずるものとして位置づけられています。 しかしながら、生息環境としての森林の管理と森林における野生鳥獣被害との関係は必ずしも明らかになっておらず、効果的な被害対策には繋がっていない状況に
あります。
このため、森林の状況やシカなどの鳥獣の生息状況等について分析・検討を行い、野生鳥獣による森林被害の軽減に資する適切な森林管理技術の開発を実施しました。
(2)委託先
平成21~23年度:株式会社野生動物保護管理事務所
(3)成果物
「森林における鳥獣被害対策のためのガイド -森林管理技術者のためのシカ対策の手引き-」(平成24年3月版)
<添付資料>
森林における鳥獣被害対策のためのガイド(一括版)(PDF : 4,892KB)
森林における鳥獣被害対策のためのガイド(分割版その1)(PDF : 2,249KB)
森林における鳥獣被害対策のためのガイド(分割版その2)(PDF : 3,073KB)
森林における鳥獣被害対策のためのガイド(分割版その3)(PDF : 948KB)
お問合せ先
森林整備部研究指導課
担当者:保護企画班
ダイヤルイン:03-6744-2311