北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2020年10月)
峠の上の不思議な施設 2020年10月14日(水曜日)撮影
久方ぶりの秋晴れの一日。
天気が良いという事で、ドローンを使った撮影をするため山にやってきました。
さてさて、本日訪れた現場はちょっとユニークです。
ドローンで見ると、こんな景色が広がります。
沢山並ぶ施設
なにやら不思議な施設が写っていますね。
これが何か、お分かりになりますでしょうか。
畑?ソーラーパネル?・・・いいえ、どちらも違います。
もっと近くから撮影した写真をお見せしましょう。
施設を間近から
これ、実は木を育てるために重要な役割を果たしている施設なんです。
その名も、「防風柵(ぼうふうさく)」。
木製で作られたこの柵は、風の勢いを和らげます。
実はこの場所は、山の峠のすぐ下に位置していて、風が非常に通りやすい場所なんです。
そのため、木を植えて育てようにも、風にさらされ続けた木はすぐに枯れてしまいます。
森林が無いと、地面を固定する力が弱くなったり、雨で水が流れやすくなったりして、土砂崩れに弱い土地になってしまうかもしれません。
それを防ぐため、何とか森林を育てようとして、このように植えた木の周りに風を防ぐ柵を設置しているんです。
このような施設は、北海道ではえりも岬で大々的に作られていたりします。
角度を変えて、ドローンで眺めてみるとこんな感じです。
横から見た防風柵
長くつながった防風柵が壮観ですね。
木を植えている限り、この防風柵が続いていきます。
さらに角度を変えると、こんな景色も見えたりします。
十勝平野と防風柵
目の前に広がるのは、広大な十勝平野の一端です。
峠のすぐ下に位置するだけあって、ここは見晴らしも非常に良い場所です。
ちなみにここ、名前の付いた有名な峠だったりします。
名前は、「日勝峠」。十勝と日高の境目に位置する、交通の要の峠ですね。
聞いたことあるよという方や、なんなら通ったことあるよ、という方も多いでしょうね。
日勝峠
今日の現場は、そんな有名な峠のすぐ下だったのです。
日勝峠に、こんな不思議な施設があって、森林を育てるために沢山手を掛けていること、ちょっとだけでも覚えていってくださいね。
(十勝西部森林管理署 芽室森林事務所 久保)
第44回全国育樹祭開催1年前イベント 2020年10月9日(金曜日)撮影
2020年10月9日(金曜日)北海道庁赤れんが庁舎前庭にて「第44回全国育樹祭開催1年前イベント~みどりの女神とともに~」の第一部「赤れんが記念育樹&カウントボード除幕式」が開催されました。
原田森林管理局長(左)とみどりの女神・井戸川桃花さん(右)と北海道の森林づくりシンボルキャラクターの芽森(めもりー)
当日は晴天のもと、みどりの女神はじめ参加者が、敬宮愛子様の御誕生祝いに植えられたハマナスと、秋篠宮悠仁様の御誕生祝いに植えられたコウヤマキに施肥を行いました。
施肥の様子
また、育樹祭開催までの日数を刻むカウントダウンボードの除幕式も行われ、1年後に開催される大会に向けて気運を高めました。
カウントダウンボードを囲んで記念撮影
この様子は10月12日よりYouTubeで配信されます。
https://m.youtube.com/channel/UCpVm5Ne4TsG8XD_oKzQ7KUQ/featured?view_as=subscriber
(企画課 事業企画係長 平田)
北海道の木のえほん 2020年10月6日(火曜日)撮影
久しぶりに、北海道森林管理局1階のウッディホールをご紹介します。
現在、「北海道の木のえほん」に新しく加わった4つの樹種(アオダモ、オヒョウ、アカエゾマツ、ミズナラ)を展示しています。
北海道森林管理局職員の平田絵師の作者紹介もリニューアルしました。
(広報主任官 志鎌)
お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271