北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2020年8月)
秋の花々 2020年8月27日(木曜日)撮影
北海道もうだるような暑い日々が続いていますね。
皆様も、どうやって暑さをやり過ごそうか、日々頭を悩ませている事と思います。
森林の現場でも、連日の刺すような日差しにはほとほと参っています。
日差しの下は暑くてかなわない、と森林の中に逃げ込んだところ、意外な事に秋の花々がちらほら咲いています。
暑さに反して、森林は秋の様相を呈していました。
目立つ黄色い花はアキノキリンソウという植物です。
花は8月~10月に咲くと言われています。
名前の通り秋に咲くのが特徴で、花も割と大きくきれいです。
同じ黄色い花でも、こちらはあまり喜ばしくない花、セイタカアワダチソウです。
皆さんも一度は名前を耳にしたことがあるだろう、有名な外来種です。
山の中ではあまり多くはありませんが、それでも咲くようですね。
花は8月~10月に咲くと言われています。邪魔者ではありますが、この花を見ると秋の季節を感じさせられます。
打って変わって白い花は、オトコエシという名前の植物です。
オミナエシ、という花を聞いたことがある方もいるでしょう。そのオミナエシの仲間です。
オトコエシは漢字だと「男郎花」と書き、オミナエシの「女郎花」と対になっています。
花は8月~9月に咲くと言われています。
オミナエシが「秋の七草」と言われているため、咲く時期も合わせて見事に対になっているのが分かりますね。
花から雌しべ、雄しべまで真っ白なのが印象的な花です。
植物が伝えてくれる秋のしらせの数々。
そういえばもうすぐ9月なんだな、という事実を実感させてくれます。
しかし、そんな植物の移り変わりとは裏腹に、夏の暑さはまだまだ続くようですね。
熱中症にはくれぐれもお気を付けて。暑さ対策を緩めずに生活して参りましょう。
(十勝西部森林管理署芽室森林事務所 森林官 久保)
北海道の木のえほんのNEWSです。 2020年8月26日(水曜日)
北海道の木を楽しいイラストと漫画で紹介する「北海道の木のえほん」シリーズ。
第6話目アカエゾマツと、第7話目のミズナラを公開開始しました。
かつては国産ピアノの主流材だったアカエゾマツと、どんぐりの木としてお馴染みのミズナラの世界をお楽しみください。
また、第1話目トドマツ、第2話目エゾマツ、第3話目シラカンバの英訳版も新規公開。
皆様是非ご覧ください。
芦別 三段滝 2020年8月11日(火曜日)撮影
芦別市の名勝の一つ、三段滝に行きました。
例年に比べ水量が少なく、滝の音はやや小さめでしたが、マイナスイオンはいっぱいでした。
様々な流れがあり、どれが三段なのか迷います。
三段滝
この固い岩盤(砂岩)は、歩道にも広がって、猛々しい様子でした。
そんな中で、ミズナラの木がこの岩を割って生えていました。
岩から生えたミズナラ
よく見ると、ミズナラの上にハルニレが育っています。
植物の力強さに感心しました。
三段滝の上流
三段滝の上流には、こんな風景が広がっていました。
(広報主任官 志鎌)
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