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北海道森林管理局

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    森の撮っておき!

    北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです

    森林(もり)の撮っておき!(2019年12月)

    国有林モニター募集中! 

    北海道森林管理局では、国有林モニターを募集しています。(締め切り 令和2年2月21日)

    北海道の森林や国有林の管理経営に役立たせるために、皆さまのご意見をお聞かせください。

    詳しくは、こちらをご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/press/kikaku/191129.html

     リン子ちゃんファミリー


    国有林モニターの皆さまには、現地見学会(年1回)で作業現場をみていただくほか定期的に情報誌等を送らせていただき、国有林について知っていただこうと考えております。

    (広報主任官 志鎌)

    北海道森林管理局のクリスマス  12月25日(水曜日)撮影

    12月24日と25日の両日、北海道森林管理局のアカエゾマツをライトアップしました。
    飾り付けは、11月18日に地域のこども達が作ったコースターやまつぼっくりです。

    ライトアップされたアカエゾマツ
    ライトアップされたアカエゾマツ

    北海道森林管理局
    夕方の北海道森林管理局

    玄関に飾ったクリスマスツリー
    玄関に飾ったクリスマスツリー

    11月18日に開催したクリスマスイベントはこちら

    (企画課 吉田)

    トドマツの楽園  12月23日(月曜日)撮影

    日頃巡視をしていて思うのですが、本別町の本別川沿いの山林は、トドマツの成長が非常に良いように思います。
    本別のトドマツがいかに成長がいいかを、今日はお見せしましょう。

    成長のいいトドマツ

    トドマツは、先端から最初の葉(枝)までの長さが、その年に成長した長さだと言われています。
    写真の真ん中のトドマツを見ると非常に長く、50センチメートルくらいありそうです。

    これより長いトドマツもあり、成長が良いのが分かります。
    それから、少し前(12月9日)の写真になりますが、こちらをご覧ください。

    更新しているトドマツ

    この写真の中で、背の高いトドマツは植林して育ったものです。
    そして、下に生えている小さいトドマツはそこから種が落ちて育ったものです。

    種から育ったトドマツがぎっちりと、小さいものから大きいものまで沢山生えているのが分かると思います。
    とても旺盛な成長をしていると思いませんか。

    本別川近縁はトドマツの楽園と言っても良いほど、のびのびとよく成長しています。
    トドマツの存在感と生命力を肌に感じながら、今日も仕事をしています。

    (十勝東部森林管理署 本別森林事務所 森林官補 久保)

    冬のかがやき その2 12月23日(月曜日)撮影

    しばらく暖かい日が続いた北海道も、ここ数日で急激に寒くなりました。
    特にこの日は気温が低く、日中でも0度超えないような日でしたが、その寒さのおかげでまた美しい冬の景色を見ることが出来ました。

    12月6日の記事にも書いた、冬のかがやき「粗氷」です。

    鮮やかな粗氷
    鮮やかな粗氷

    樹木が辺り一面輝いていて、とても美しい景色だと思います。
    枝についた粗氷が光を散乱するので、輝いたように見えますね。

    この日は特に、あちこちで粗氷を見かける事が出来ました。

    白いサクラのような
    白いサクラのような(クリックすると拡大写真が見られます)

    場所によってはあたり一面粗氷に包まれて、まるで花が満開になっているような景色が広がります。
    冬の季節が織りなす芸術の世界です。

    今回は、この粗表にもうちょっと近づいて、写真を撮ってみました。
    まずは、樹木についた粗氷。

    樹木の粗氷を間近で2
    樹木の粗氷を間近で

    遠目に見ると樹木の表面が覆われているように見えた粗表も、近くで見るとなんだかまばらな氷の粒のように見えます。
    次に、地表に立っている枯れたアザミに付いた粗氷。

    枯れたアザミに付いた粗氷
    枯れたアザミに付いた粗氷

    こんなふうに枯れた植物にも、粗氷はたくさん付いています。
    そしてなんとなくですが、氷が粒だっているように見えますね。

    さらに、ズームして写真を撮ってみます。

    アザミの粗氷拡大
    拡大

    氷の粒ではなく、何か形のような物が見えてきました。
    薄くてとがった氷の破片のような形。

    これをさらに近くで見ると、面白い物が見えます。

    雪の結晶のような粗氷
    雪の結晶のような粗氷

    いかがでしょう?
    一つ一つの破片が、細長かったり、六角形だったりと、まるで雪の結晶のような形をしているのです。

    粗氷と雪、一見違う現象のような2つが、同じような形をしているのは大変面白いと思います。
    かくいう私も、見つけたときは驚きました。

    なぜ、同じような形をしているのでしょう?
    実は、粗表も雪も、根っこを探るとよく似た現象なのです。

    雪も粗氷も、空気中に含まれている水蒸気が凍るときに出来るものです。
    そして、水蒸気は六角形の結晶を作りながら凍るというのが、実験で実証されています。

    つまり、それが草木に付いた物が粗氷、上空の雲の中で少しずつ大きくなったのが雪、というわけです。
    なるほど、水蒸気の性質が目に見えて表れたのが、雪や粗氷なのですね。

    思わぬところで大気現象の一端を見つけてしまいました。
    美しい景色の中には、水蒸気の性質が隠されていたんですね。

    さて、そんな粗氷ですが、実は山の奥に行くほど見えなくなりました。
    なぜだろう、そう思っていると、ある場所の近くで多く見えることが分かりました。

    粗氷は川沿いに
    粗氷は川沿いに

    そう、川の近くです。
    先ほど、粗氷は水蒸気が凍って出来たもの、と書きました。
    つまり、水蒸気のあるところに粗氷は出来ます。

    そして川の周りは水気が多く、水蒸気も沢山満ちているでしょう。
    だから、川の周りに多く見える訳です。

    きれいな景色を届けるつもりで撮っていた写真が、物質の性質を知る材料となりました。
    どこから発見があるか、分からない物ですね。

    ちょっとした気付きと、発見を得られたひとときでした。
    皆さんも、粗氷に出会う機会があったら是非、観察してみてください!

    (十勝東部森林管理署 本別森林事務所 森林官補 久保)

    「北海道の木のえほん」を公開 12月18日(水曜日)撮影

    北海道には豊かな森林が広がり、そこには様々な樹木が生育しています。
    そしてそれぞれの木は独自の生態や四季の観察ポイント、やってくる生きものとのつながり、私たちのくらしとのつながり等たくさんのストーリーを持っています。

    (エゾマツの絵本)
    (画像をクリックすると一部分が拡大されます)

    北海道の木のえほん」はそれらのストーリーをイラストで楽しく紹介するシリーズです。

    (広報主任官 志鎌)

    国有林モニター募集中! 12月10日(火曜日)撮影

    北海道森林管理局では、国有林モニターを募集しています。(締め切り 令和2年2月21日)

    北海道の森林や国有林の管理経営に役立たせるために、皆さまのご意見をお聞かせください。

    詳しくは、こちらをご覧ください。
    https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/press/kikaku/191129.html

     リン子ちゃんファミリー


    国有林モニターの皆さまには、現地見学会(年1回)で作業現場をみていただくほか定期的に情報誌等を送らせていただき、国有林について知っていただこうと考えております。

    (広報主任官 志鎌)

    冬のかがやき 12月6日(金曜日)撮影

    少し前になりますが、12月6日の前後は非常に寒い日でした。
    皆様、どうにか寒さをやり過ごそうと苦労されたのではないかなと思います。

    しかしそのおかげで、北海道では各地で美しい光景を見ることが出来ました。
    それがこちらです。

    白く輝いている樹木

    朝日に照らされ、白く輝いている樹木が分かるでしょうか。
    これ、樹の表面に氷がくっついているのです。

    この現象、寒い地域なら一般的ですが、本州でも南の方や都市部では珍しいでしょう。
    名前を「粗氷」といいます。

    「樹氷」という言葉を聞いたことがあると思いますが、その仲間です。
    半透明に凍った粗氷は、朝日を散乱させてとても美しく見えますね。
    厳しく冷え込んだ北海道の朝は、周りの静けさと相まって神秘的です。

    粗氷
    (画像をクリックすると一部分が拡大されます)

    拡大すると、樹木の表面に白く氷がくっついているのがよく分かると思います。
    0度以下の「過冷却」という状態まで冷やされた霧が、樹の表面などにぶつかることで氷になるので、このような形になるんだそうです。

    今回は仕事の都合上、あまり写真を撮ることが出来ませんでしたが、次回粗氷が見られた時はいろいろな写真を撮ってお見せしたいと思います。

    (十勝東部森林管理署 本別森林事務所 森林官補 久保)

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271