北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2011年12月)
囲いワナ、くくりワナ(2011年12月21日撮影)
「エゾシカの生体捕獲による食肉等としての有効活用事業」「くくりワナによるエゾシカ捕獲事業」の第1回連絡協議会による現地視察が、根釧西部森林管理署阿寒国有林と十勝東部森林管理署上足寄国有林で行われました。
囲いワナ設置予定箇所(阿寒国有林)
ワナの設置箇所やワナの形状等について検討しました。
この囲いワナを設置するためには、4人で3日間程度かかるそうです。
国道240号線の道路上にエゾシカ
阿寒国有林を出発し、上足寄国有林へ向かう途中、道路上にエゾシカが立ち止まっていました(^_^;)
囲いワナ設置予定箇所からは、数キロしか離れていません。
クラクションをならして、ようやく退散!この警戒心の少ないエゾシカなら捕獲できるかも!
くくりワナの形状等の説明(上足寄国有林)
今回の事業では、いくつかの種類のワナが試されるそうです。写真は「オリモ式」です。
(撮影者:保全調整課 広報主任官 横山 宏幸)
アイヌ民族伝統の丸木舟(2011年12月19日撮影)
日高北部森林管理署管内岩知志の国有林でアイヌ民族伝統の丸木舟を造るために、材料のカツラの木を売払いしました。
写真は伐採前の状況です。
(撮影者:日高北部森林管理署 経営係長 藍原 健)
ヒラフゴンドラのリニューアル(2011年12月7日撮影)
ヒラフスキー場は貸付地になります。
ヒラフゴンドラのリニューアルについては、4人乗り、秒速4mから8人乗り、秒速6mの快適&スピーディなヒラフゴンドラとなっています。
(撮影者:後志森林管理署 生態系管理指導官 小笠原 正樹)
えりもの冬 ~悲恋沼~ (2011年12月19日撮影)
今年、岩見沢では大雪となっているようですが、当えりも町は北海道でも比較的雪の少ないところです。
しかし今年は特に少なく、雪がうっすらとある程度です。
本日のえりも岬は、気温-5℃、風速8mと穏やかに晴れ、近郊の豊似岳(標高1,105m)もすっきりきれいな姿を見せています。
豊似岳(中央奥)
本日、事業の監督業務で「悲恋沼」の近くへ行ったので立ち寄ってみました。
今日の「悲恋沼」は、氷点下の気温で周囲400mの沼全体が氷で覆われていました。
全面氷に覆われた「悲恋沼」
この「悲恋沼」は、和人の青年とアイヌ一族の娘との恋物語が名前の由来と聞いています。
民族の争いに彼らの清い恋も長くは続かず、二人は恵まれぬ恋を嘆き、あの世での再会を誓いました。
苫別周辺には、永久の別れを悲しみ涙を流す娘の姿がありましたが、いつの間にか娘の姿は無く、その後ぽっかりと沼が生まれたそうです。
それからは、誰ということなく悲しい恋の涙で出来た沼、つまり“悲恋沼”として云い伝えられているとのことです。
なんとも悲しい伝説の残る沼ですが、近くには広葉樹に囲まれた歩道もあり、ゆっくり散歩をすることもできます。
今度暖かくなったら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
(撮影者:日高南部森林管理署 えりも治山事業所 主任 志田 有里絵)
国有林の冬景色(2011年12月10~11日撮影)
12月に入り、すっかり冬らしい景色になりました。
美幌峠から見た屈斜路湖
裏摩周展望台からみた摩周湖
双岳台から見た雄阿寒岳
雄阿寒岳と雌阿寒岳が見えるから双岳台というそうですが、写真左奥の雌阿寒岳は雲がかかっていてはっきり見えませんでした。
オンネトーと雌阿寒岳、阿寒富士。こちらは完全に凍っていました。
(撮影者:治山課 調査係長 西尾 悠佑)
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