北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2011年8月)
「きのこを知って楽しむ写真展」開催中(2011年8月31日撮影)
北海道森林管理局1階ウッディホールにて、9月9日(金曜日)まで「きのこを知って楽しむ写真展」を開催しています。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
きのこの鑑定会は9月5日(月曜日)10時00分~16時00分に行われます。
(撮影者:保全調整課 指導広報係長 西秋 博)
もうすぐ秋ですよ(2011年8月29日撮影)
野幌自然休養林でクリの実を見つけました。みなさんに一足早い秋をお届けします。
(撮影者:就業体験実習生)
えりもの夏 ~鮮やかなオレンジ色~(2011年8月26日撮影)
本日のえりも岬は、曇り、気温は16℃。
午後になって、やっと太陽が顔を出しました。
せっかくやってきた夏もどこへやら、早くも秋の気配がただよっています。
それでは、本日、請負の監督業務の際に見つけた花々をご紹介しましょう!
まずは、鮮やかなオレンジ色でひときわ目立っていた「オニユリ」です。
写真のとおり、花弁は強く反り返っています。
鱗茎(球根)は、「ユリ根」として食用になるそうです。
花言葉は、「賢者」・「愉快」・「華麗」・「陽気」などです。
鮮やかなオレンジ色の「オニユリ」
次に、「ゲンノショウコ」をご紹介します。
名前だけ聞くと想像できないのですが、淡いピンクの可愛らしい花です。
なぜこんな名前なのかというと、この植物は優秀な整腸生薬で、「現に効く証拠」という意味なのです。
他にも「イシャイラズ(医者いらず)」・「タチマチグサ(たちまち草)」とも呼ばれています。
花言葉は「強い心」です。
淡いピンクの可愛らしい「ゲンノショウコ」
最後に、黄色い小さな花「オトギリソウ」をご紹介します。
オトギリソウ属は種類がたくさんあり、判別が難しいです。
花や葉に黒点が目立ちます。
少し怖い名の由来があるので、興味のある方は調べてみてください。
この植物の煎液も傷、打撲に効くそうです。
ちょっと怖い?「オトギリソウ」
こんなきれいな花々が、食用や薬になるなんて知りませんでした。
とても勉強になった一日でした。
(撮影者:日高南部森林管理署 えりも治山事業所 主任 志田 有里絵)
えりもの夏~野鼠調査と巡検~(2011年8月9日撮影)
えりも町にもやっと夏らしい暑さがやってきました。
数日前、今年初めて半そでシャツを着ました!
夏休み真っ只中の子どもたちは、元気に外で遊びまわっています。
しかし、本日のえりも町は濃い霧で覆われ、気温は18℃と涼しい一日です。
それでも、現場作業をするには丁度良い気温です。
この一週間の業務は、「野鼠調査」と「巡検」を行います。
この「野鼠調査」とは、国有林の木に被害を与えるネズミがどれだけ生息しているかを調べる調査です。
捕まえたネズミの数によって、植栽木の食害が大きくなるかどうかを知ることができる大切な調査です。
パンチュウトラップ(野鼠調査用具)
また、「巡検」とは、国有林と民地等との境界標を毎年調べて、破損していないか、亡失していないかを確認するものです。
境界標と境界標の間のササの中をガサガサと進み、境界の石を見つけます。
ササの中、巡検を行っています
調査中、「ネジバナ」を見つけました。
ピンクの可愛らしい花が、茎のまわりにらせん状に咲いています。
実際は10cmほどの小さな花なので、よく目を凝らして探してみてください。
(撮影者:日高南部森林管理署 えりも治山事業所 主任 志田 有里絵)
シャコタンブルー(2011年8月7日撮影)
週末に積丹の島武意海岸に行ってきました。ひんやりとした狭いトンネルを抜けると…。
真っ青に澄んだ海です!このあたりの海は、「シャコタンブルー」と呼ばれています。
まるで、南の島のようなきれいな色ですが、これは磯焼けによるものだそうです。
白く見える部分は昆布が生えなくなり、石灰藻に覆われているところです。
調べてみると、近隣では藻場を再生する取組(美国・美しい海づくり協議会)も行われているようです。
お帰りの際も頭上にご注意ください。
(撮影者:保全調整課 保全調整係長 重藤 有史)
浮島湿原(2011年8月9日撮影)
最近猛烈に暑い日が続きます。そんな暑さを忘れさせてくれる風景に出会いました。
滝上町と上川町の境にある浮島湿原!!
涼しい風が吹いており、絶妙な風景もあいまってリフレッシュできます。
(撮影者:上川中部森林管理署 業務第一課長 坂後 浩)
「トノサマバッタの変身日記」 (2011年7月24日~8月5日撮影)
7月24日、野幌自然ふれあい交流館で飼育観察しているトノサマバッタの幼虫を1匹いただき我が家で観察を始めました。
体長は2センチ弱位で、羽は短くほとんどありません。でも顔はしっかり仮面ライダーです。
翌日の25日の朝には既に脱皮をしていました。体は少し大きくなり羽も少し長くなったようです。
トノサマバッタは5回くらいの脱皮を繰り返し成虫になるそうです。(これはまだ幼虫なのです)
8月5日朝7時45分頃、容器の中をのぞいて見ると、また脱皮を始めていました。
これが何回目の脱皮か分からないまましばらく観察しました。
頭部を下にして、頭から背にかけて脱皮が始まりました。
体のほとんどが脱皮殻から出ましたが後ろ足の一部が残っています。
殻の中で曲がっているのが分かりますか?(その後は足を折り畳みしばらくそのままでいました)
脱皮が済むと頭部を上に向け羽を伸ばし始めました。後ろ足で上手に伸ばしていました。
脱皮に気づきここまで1時間くらいでした。 羽の長さから見てこれが最後の脱皮のようです。
ちょっと感動の朝でした。
(撮影者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 森本 和則)
マムシ(2011年8月3日撮影)
ニホンマムシが林道を横断していました。
マムシは日本で最も有名な毒ヘビだと思いますが、年間数千人の人が咬まれており、そのうち数人が亡くなっています。
人から近づかない限りマムシの方から人を襲うことは滅多にありませんが、もし咬まれた場合は全身に毒がまわらないように安静にし、速やかに病院で血清を投与する必要があります。
ニホンマムシの特徴は体の左右にある模様です。
楕円の真ん中に黒点があり、穴あき銭のように見えることから銭形紋と呼ばれています。
また、栄養ドリンクや焼酎にもなることで有名です。
それにしても目が怖いです…。
(投稿者:檜山森林管理署 鶉町森林事務所 森林官 中田 亘)
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