北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2011年5月)
今日の山のスナップ写真(2011年5月31日撮影)
小鳥の声が響く恵庭の国有林を歩いていて、キツツキの採餌木を見つけました。
冬の間、一生懸命、木の中に住んでいる虫たちをついばんだのでしょうか。
道路淵には今が旬のタケノコがちらほらと顔を出しています。
各地の国有林のタケノコ採取園のオープンももうすぐです。
(撮影者:指導普及課 森林技術普及専門官 中鍵 貴之)
縁桂(2011年5月29日撮影)
乙部町公民館などの主催で「春の植物観察会」が、「縁桂」がある乙部町富岡国有林で開催されました。
ニリンソウ(左)、ミドリニリンソウ(右)
ちょっと珍しい、ミドリニリンソウが咲いていました。
ニリンソウの変異体で、全て緑色のものから、様々に白と入り混じったものとがあるらしいです。
森の巨木「縁桂」
縁桂は樹齢約500年、高さ約40m、幹の周囲が最大6.1mの巨木です。
地上7mのところで2本の枝が結合している連理の木として知られており、「縁結びの神が宿る」と伝えられ、この木に触れると良い縁に恵まれると崇められています。
周囲はブナ、ミズナラ等の天然林で、豊かな自然を満喫しながら散策、森林浴を楽しめます。このごろ恋愛に縁遠い方はぜひ「縁桂」と豊かな自然に触れてみませんか。
(投稿者:檜山森林管理署 乙部森林事務所 首席森林官 中野 英昭)
オタマジャクシ(2011年5月28日撮影)
木々の年輪もそれぞれ(2011年5月27日撮影)
北海道の山々もやっと初夏の装いになってきました。
そんななか、小樽の国有林では、カラマツ人工林の生育過程で間引きされた「間伐木」がきれいに積み上げられて、出荷を待っていました。
積み上げられた木々の年輪もそれぞれ。不思議な模様を見ているようでもあり、なぜか引き込まれる光景です。
(投稿者:指導普及課 森林技術普及専門官 中鍵 貴之)
乙部岳頂上に白いキノコ?(2011年5月26日撮影)
この日は天気が良く、少し残雪がある「乙部岳」(1017m)が、きれいに見えました。
(写真中央奥が「乙部岳」、左が「九郎岳」(970m))
あとで写真を良く見ると、なっ、なんと!山頂に白いキノコが!!
雨量観測レーダーの白い建物だそうです。
(撮影者:檜山森林管理署 流域管理調整官 堀川 栄樹)
山の桜(2011年5月23日撮影)
天塩川流域の山で、サクラを見つけました。
新緑とサクラの組み合わせに心癒されます。
(撮影者:留萌北部森林管理署 流域管理調整官 南 達彦)
森のコケコッコ花?(2011年5月23日撮影)
シラネアオイがあでやかに咲いていました。
日光の白根山に多くみられ立葵(タチアオイ)に似ていることからシラネアオイの名が付いたそうです。
立葵(タチアオイ)は私が子どもの頃「コケコッコ花」と呼んでいました。
粘着のある花弁の根元を開き鼻に付けニワトリに真似てコケコッコ~!
北海道の一部ではそう呼ばれていますが、皆さんには通じますか?
(投稿者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 森本 和則)
ミツガシワ開花しました(2011年5月20日撮影)
道南のせたな町も春が一気に深まり、山は緑で覆われました。
それに合わせるかの様に、水域の植物も賑やかになってきました。
写真は沼や池、湿原などで見かけるミツガシワです。
写真の個体は、せたな町浮島公園での撮影です。
まだ序盤なので花序(かじょ)の一部しか開花していません。
下部から開花が始まり、徐々に上の花へと順に開花していきます。
これはミツガシワの花のアップです。
花弁に毛が密生しているちょっと変わった花です。
毛が生えている理由についてはハッキリしていないようです。
水上に咲く花なので、止まり損ねた虫が水に落ちない様に止まりやすいちょっとしたサービスなのかな? と、勝手に考えています。
そんな間抜けな虫が厳しい自然でその後生き抜けるかどうかは別ですが…
ミツガシワの見所としては後志森林管理署管内の神仙沼が大規模群落で有名ですが、 渡島森林管理署管内では、七飯町大沼国定公園と、せたな町浮島公園でも観察できます。
群落の規模としては神仙沼には及ばないもの、 大沼と浮島公園では比較的気軽に観察可能です。
更に述べると浮島公園は木道上から観察可能で、 なかなか観察が難しいことが多い水生植物ですがここでは近距離で観察できます。
なお花期は例年ですと道南では5月下旬から6月上旬、 神仙沼ですと6月中旬ぐらいからですが、 その年の気象条件などによって花期はズレますので、 しっかりと事前に情報収集の上お出かけください。
(投稿者:渡島森林管理署 若松森林事務所 森林官 山田 晴康)
下川町の桜(2011年5月20日撮影)
下川町にある上川北部森林管理署にあるチシマザクラです。
雨が降っており肌寒いですが、ちょうど満開になりました。
(撮影者:上川北部森林管理署 総務課 総務係長 塩口 綾)
えりもの春 ~サクラが咲きました~(2011年5月19日撮影)
やっと暖かくなってきたえりも岬ですが、本日はあいにくの小雨模様。
気温は11℃ありますが、少し肌寒いです。
いつものように見回っていると、クロマツの緑に映えるピンク色。
そうです!サクラが咲いていました!
これまで国有林内ではサクラを見かけたことがありませんでしたが、 このエゾヤマザクラは道路のすぐ側で目立っていたので気がつきました。
たくさんのサクラが咲いている景色というのはとても綺麗ですが、 1本だけ咲いているというのもとても素敵でした。
海岸近くの湿地帯に水が溜まっている箇所があるのですが、 そこにたくさんの黒い生物。
おたまじゃくしが元気に泳いでいました。
たくさんの春を見つけてきましたが、 これからもっともっと、えりも岬はカラフルに彩られていきますよ!
(投稿者:日高南部森林管理署 えりも治山事業所 主任 志田 有里絵)
珍客飛来(2011年5月12日撮影)
林道点検中に発見しました。
オオソリハシシギです。
普段は海岸の砂浜や干潟にいるはずなのですが、ケガをしているのか迷い込んだのか何故か山の中にいました。
シギの特徴はなんといっても長い嘴(くちばし)です。
この長い嘴を穴に刺し込んでゴカイ類や甲殻類を食べます。
林内を歩行中に発見しました。
紫青色のキクザキイチゲです。
キクザキイチゲはほとんどが白い花を咲かせますが、中には写真のように紫青色の花を咲かせるものもあります。
おそらくスミレサイシンだと思います。
スミレは種類が多く、とても覚えきれません…。
(投稿者:檜山森林管理署 鶉町森林事務所 森林官 中田 亘)
キタコブシとチシマザクラ(2011年5月16日撮影)
釧路湿原の上流にある雷別国有林で、キタコブシとチシマザクラを見つけました。
道東にもそろそろ春がやってきたようです。
(投稿者:釧路湿原森林環境保全ふれあいセンター 所長 宮本 元宗)
ヒトリシズカが咲いていました(2011年5月12日撮影)
みなさんこんにちは。
先日、国有林と民有地の境界のパトロールをしていたら、ヒトリシズカが静かに咲いていて、きれいでした。
一方、この花とは正反対に、コブがいっぱいの「がんしゅ病」にかかった木も発見。
でも見方によっては、将来、木工芸品の素材として銘木扱いされるかもしれません。
それから、以前「名所になりきれない幻の滝」(長万部町茶屋川)としてテレビで放映されたこともある、この時期しか見ることのできない、名もない滝を紹介します。
名前がないのもかわいそうなので、「流星の滝」とでも呼んであげようかと思っています。
(投稿者:渡島森林管理署 長万部森林事務所 森林官 小林 亜美)
谷地坊主(2011年5月11日撮影)
パイロットフォレストにある別寒辺牛(べかんべうし)湿原です。
湿原にある草の塊は、谷地坊主と呼ばれています。
こうして目をつけると、坊主頭のように見えませんか?
(投稿者:釧路湿原森林環境保全ふれあいセンター 所長 宮本 元宗)
春本番(2011年5月10日撮影)
林道脇で、タラの芽がふくらんでいるのを見つけました。いよいよ春本番という感じがします。
(撮影者:駒ヶ岳・大沼森林環境保全ふれあいセンター 所長 後藤 光生)
北海道森林管理局の桜が咲きました(2011年5月6日撮影)
北海道森林管理局の敷地内にあるエゾヤマザクラも、今が満開です。
(撮影者:保全調整課 課長補佐 山崎 敬介)
札幌の桜が咲きました(2011年5月6日撮影)
札幌の連休は、少し肌寒い日も多かったようでしたが、石狩森林管理署、石狩地域ふれあいセンターにある桜はこのように綺麗に咲きました。
(撮影者:石狩地域森林環境保全ふれあいセンター 自然再生指導官 佐藤 充)
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