平成29年度 北の国・森林づくり技術交流発表会
【北海道森林管理局】
北海道森林管理局では、平成30年2月6日及び7日の2日間、森林・林業に関わる技術情報等の交換を図るため、「北の国・森林づくり技術交流発表会」を北海道大学学術交流会館で開催しました。

開催にあたり挨拶する新島北海道森林管理局長
2日間に渡り、「森林技術部門」19課題、「森林保全部門」10課題、「森林ふれあい部門」9課題の計38課題について、職員等が日常業務の中で取り組んだ技術開発成果などの発表がありました(ページの下部に発表課題の要旨を掲載しています)。



発表会場の様子
発表では各地域で積み重ねてきた成果として、「日高地域における搬出間伐(列状)の普及推進に向けた取り組みについて」、「エゾシカ捕獲事業実施から3年目を迎え~捕獲事業の経過と課題~」、「地域住民に親しみ愛される、身近なレク森を目指して」などの課題が発表され、会場からは各課題に対して多くの質問やアドバイスがありました。

最優秀賞(森林技術部門)「日高地域における搬出間伐(列状)の普及推進に向けた取り組みについて」日高北部森林管理署、北海道日高振興局森林室平取事務所

最優秀賞(森林保全部門)「エゾシカ捕獲事業実施から3年目を迎え~捕獲事業の経過と課題~」日高南部森林管理署

最優秀賞(森林ふれあい部門)「地域住民に親しみ愛される、身近なレク森を目指して」十勝西部森林管理署、芽室町

審査委員からの適確なアドバイス
また、北海道旭川農業高等学校の高校生からの発表のほか、札幌市立定山渓中学校の生徒による大人顔負けの素晴らしい発表があり、会場からは感心しきりの声が聞こえていました。

「コドモリ箱でさらにつながる「森」と「人」」北海道旭川農業高等学校

「生き物いっぱい!夢いっぱい!~身近な森で保全を考える~」石狩地域森林ふれあい推進センター、札幌市立定山渓中学校
このほか、特別発表として森林総合研究所北海道支所、林木育種センター北海道育種場、北海道立総合研究機構林業試験場及び林産試験場から4課題、北海道森林管理局森林技術・支援センター及び無人航空機活用推進プロジェクトチームから取り組み状況の紹介があり、その後、旭川家具工業協同組合理事長渡辺直行氏による特別講演が行われました。




各研究機関からの特別発表


森林技術・支援センター及び無人航空機活用推進プロジェクトチームから取り組み状況の紹介



熱心な質問が次々と


「ここの木の家具・北海道プロジェクト道産材の有効活用と旭川家具の未来」旭川家具工業協同組合理事長渡辺 直行氏

閉会式の後、受賞者を囲んで記念撮影
【発表課題要旨】
お問合せ先
林野庁北海道森林管理局技術普及課担当者:技術係長、技術開発主任官、企画官(技術開発)
電 話:011-622-5245