
北森カレッジの学生が国有林の製品生産現場を見学しました
【日高南部森林管理署】
令和8年9月30日(水曜日)、日高南部森林管理署管内の国有林において、北海道立北の森づくり専門学院(通称:北森カレッジ)の学生を対象とした、製品生産事業の現地見学が行われました。
今回の見学では、立木の伐採・造材や集材作業を見学するとともに、土場での原木の仕分けや検知について説明を行い、木材が生産・販売されるまでの一連の流れを学んでいただきました。
はじめに、伐採・造材作業が行われている現場を訪れ、事業を請け負う株式会社三浦興産(新ひだか町)の現場代理人から林業機械による作業方法や安全確保について説明を受けました。
次に、フォワーダによる集材作業を見学するとともに、森林作業道の保全や効率的な木材生産について、説明を受けました。
【作業現場で説明を受ける学生たち】
最後に、伐採した木材を集積する土場へ移動し、当署の監督職員から針葉樹・広葉樹の採材基準や仕分け、検知の方法について説明を行いました。
原木は、樹種・長さ・直径・品質などによって用途や仕分け方法が異なります。針葉樹と広葉樹では採材する長さや仕分けの基準が異なることに加え、木材の価値を最大限に生かすためには、曲がりや腐れなどの特徴を見極め、適切に採材することが重要です。
さらに、原木の本数や長さ、直径、品質などを確認する検知業務についても説明し、国有林材が販売されるまでの仕組みや、製品生産事業における監督職員の役割を紹介しました。
【土場で木材の仕分け・検知について説明する様子】
土場には多くの丸太が樹種や規格などに応じて積み上げられており、学生たちは実際の木材を間近で見ながら、木材生産から販売につながる工程について学びました。
【土場に積み上げられた丸太を見学する学生たち】
今回の見学現場は傾斜が30度を超える箇所もある急峻な地形であり、森林作業道の作設や原木の集材には高度な技術が求められます。
学生たちは、実際に機械が稼働する様子を見ながら、地形に応じた作業方法や安全確保の重要性について理解を深めていました。
【林業機械による集材作業の様子】
学生の皆さんにとって、普段の授業で学んでいる森林・林業の知識を実際の現場と結び付け、木材生産に携わる仕事への理解を深める貴重な機会になったのではないかと思います。
日高南部森林管理署では、今後もこうした現地見学等を通じて、次世代の林業を担う人材の育成に引き続き協力してまいります。
【当日は天候に恵まれ、生産現場から日高山脈が見えました】
(日高南部森林管理署)
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