
学んで楽しむ森林教室を開催
【十勝西部森林管理署】
令和8年8月22日(土曜日)、十勝西部森林管理署敷地内にて中札内村の上札内緑の少年団、東京都八王子森林パトロール隊、鹿追町笹の子クラブの3団体(小学1年生から中学3年生まで)約70名を対象に森林教室を開催しました。
当日は参加者も多かったことから、多くの子どもたちにさまざまな体験を楽しみながら学んでもらうことを目的に、「山火事の消火体験」「3Dスキャン体験など」「森林環境教育用カードゲーム体験」「クラフト体験」の4ブースに分けて実施しました。
【模擬消火体験ブース】
消火ポンプとジェットシューターを使った山火事消火体験では、二人一組となり消火ポンプを操作して放水、そのあと一人ずつジェットシューターを背負っての噴射体験を行いました。
消火ポンプの操作では、ホースから勢いよく高く噴射する水に歓声をあげていました。
また、ジェットシューター体験では立てたベニヤ板を炎に見立てて水を噴射し、その勢いでベニヤ板が倒れれば消火完了!!子どもたち全員に挑戦してもらいました。
小さな子どもも水の入った重いジェットシューターを背負い元気に噴射していましたが、一人ではベニヤ板がなかなか倒せない場面もあり、みんなで協力しあいながら、消火活動を行いました。
消火ポンプでの放水体験
ジェットシューターでの模擬消火体験
【「3Dスキャン大作戦!!」と「キミは伊能忠敬になれるか!?」体験ブース】
「3Dスキャン大作戦」は、iPhoneのLiDAR機能を活用した3Dスキャンを2人1組でお互いを撮影してもらい、撮影したデータをその場で3Dモデルとして表示することで、自分自身が立体的なデータになる様子を体験してもらいました。撮影方法によっては、顔や体が歪むこともありましたが、それも子どもたちにとっては面白い体験となったようで、楽しみながら最新のデジタル技術に触れてもらうことができました。
また、「キミは伊能忠敬になれるか!?」では、10mの歩測(歩いて距離を計測する手法)を体験してもらうブースで、まず、10mのリボンテープに沿って歩いてもらい、自分の歩数で10mがどの程度になるかを確認してもらいます。その後、目印のない場所で自分の歩数や感覚だけを頼りに10m歩いてもらい、トータルステーションで実際の距離を計測するという内容です。
計測結果はランキング形式で発表し、上位3名を表彰することにしたことで子どもたちの意欲が高まり、「もう一回やりたい!」という声が多く聞かれるなど大いに盛り上がりました。なお、1位の記録は10.022mで、誤差わずか2.2cmという非常に優秀な結果でした。
3Dスキャン大作戦!!の様子
キミは伊能忠敬になれるか!?
【カードゲーム「ZORING」体験ブース】
東北森林管理局の職員が開発した森林環境教育用のカードゲーム「ZORING」を体験してもらいました。このゲームでは、森林がどのように育つのか、また、林業にはどのような作業があるのかを、遊びを通して学ぶことができます。
子どもたちの年齢層が幅広いため、限られた時間の中でルールをどのように分かりやすく伝えるかを工夫しました。実際にプレイしてみると、子どもたちは想像以上にルールを理解するのが早くスムーズにゲームを進めることができ、終始にぎやかな雰囲気に包まれ、子どもたちも楽しみながら参加している様子でした。
カードゲーム「ZORING」
プレイに真剣な様子
【クラフト体験ブース】
「インディアンクラッカー」「バードコール」「お箸」から1点を選び、限られた時間のなかで思い思いの絵や図柄を描き、唯一無二の一点物の製作に真剣な表情で取り組んでいました。
時間が足りず完成することができなかった子もいましたが、夏の思い出として持ち帰っていただきました。意外にもバードコールが人気で、移動の車内ではその音の大きさから、使用禁止令が出たそうです。
クラフト体験の様子
「マイ箸」にオリジナリティを出します
子どもたちからは、「初めて見た!体験した!」「林業ってこういうこともあるんだ」との感想が出され、今回の体験は直接的な林業の仕事ではありませんが、幅広く林業への興味を持ってもらえる重要な機会となりました。
(十勝西部森林管理署)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:011-622-5228




