
タワーヤーダ勉強会(様似町)を開催しました
【日高南部森林管理署】
令和8年7月27日(月曜日)に様似町にて、ひだか南森林組合を講師として国有林野職員向けの「タワーヤーダ勉強会」を実施し、日高南部森林管理署職員20名が参加しました。
タワーヤーダによる架線集材の実稼働は道内初であることから、貴重な機会としてひだか南森林組合に協力依頼し、昨年度より定期的に現地説明会等を行っていただいております。
今回は午前にひだか南森林組合本所で座学を行い、午後から様似町の民有林皆伐箇所で現地説明を実施していただきました。
座学説明の様子
座学では、ひだか南森林組合 神元えりも支所長より、令和7年2月導入以降のタワーヤーダの稼働実績や、午後からの作業場所についての概要説明が行われました。
タワーヤーダの架線集材は先柱とタワーヤーダ本体にワイヤーロープを張り、そのラインに集材装置を設置し伐採木を集積場まで吊るして運ぶ方法で、主に本州の急峻地での林業で使用されています。
北海道は本州より急峻地が少ないため、車両系林業機械による集材が多いですが、日高管内は急峻地が比較的多い場所なので、タワーヤーダの活躍が期待されています。
現地での説明の様子
各パーツの説明
まずは、タワーヤーダの仕組みや作業に向けた設置(ガイドライン(控索)や主索)の方法について説明を受け、その後実際の集材作業を見学しました。
オーストリア製自走式クローラー型タワーヤーダ
搬器による集材作業
タワーヤーダによる架線集材を行うことで、路網密度を最小限に抑え、環境に配慮しながら安全で効率的な伐倒・搬出が可能になるほか、伐採跡地の林地残材を減らすことが期待されています。
また、大型機械や人員の削減が期待され、メンテナンス経費が意外と少ないなどの説明がありましたが、集材においては、局所的な緩傾斜地では搬器が地面に近くなるため集材が困難になり、架線の中間サポートの活用が必要であるなどの課題も出されました。
今後は、これらの課題を解消する作業方法の改善状況を注視し、日高管内の急峻地における林業にタワーヤーダ導入が進展するよう情報発信を行い、日高管内の林業の活性化に繋がることを期待しています。
(森林情報管理官)
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総務企画部 企画課
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