
「シベチャリ武四郎まつり」に参加
【日高南部森林管理署】
令和8年5月16日(土曜日)、新ひだか町アイヌ文化交流センター(シャクシャイン記念館)を会場に、新ひだか町アイヌ協会が主催する「シベチャリ武四郎まつり」が開催され、町内外から約50名が参加しました。
この催しは、現在の三重県松阪市(旧:一志郡三雲町)出身で、江戸時代の幕末期に活躍した探検家 松浦武四郎氏が、6度にわたり北海道を踏査した際、シベチャリ(アイヌ語で「鮭が群れ集まる場所」を意味し、新ひだか町静内の地名の由来)を訪れ、この地域に住むアイヌの方々と交流したことを記念して毎年開催されているもので、今年で14回目を迎えます。
冒頭、松浦武四郎氏の踏査をサポートし、共に苦難を乗り越えたアイヌの方々の功績を讃えるとともに、同氏及びアイヌ先祖の供養を行うため、新ひだか町アイヌ協会の皆さんによるイチャルパ(アイヌ語で「文化保存に貢献した先人・先祖への供養」を意味する。)が執り行われました。
【イチャルパの様子】
その後、平取町立二風谷アイヌ文化博物館の廣岡絵美学芸員が登壇され、アイヌ出身で教師や牧師として活躍、新ひだか町静内に教会を建設するなどこの地域に縁のある江賀寅蔵(えがとらぞう)氏の生涯を紹介する講演が行われました。
【廣岡絵美学芸員による講演の様子】
最後に、会場を屋外へ移し、静内民族文化保存会と八雲アイヌ協会伝承文化部の皆さんによる古式舞踊が披露され、鑑賞する側も手拍子で音頭をとるなど参加者全員が一体感をもってまつりのクライマックスを迎えました。
【静内民族文化保存会と八雲アイヌ協会伝承文化部の皆様による舞踊の様子】
日高南部森林管理署では、今後もアイヌ協会をはじめとする関係者の皆様と連携しながら、アイヌ文化への理解及び文化振興に協力していく考えです。
(総務グループ)
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