このページの本文へ移動

北海道森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    各地からの便り

    硫黄山(アトサヌプリ)山開きに向けた調査登山に参加しました

    根釧西部森林管理署


    令和8年5月7日(木曜日)、てしかがえこまち推進協議会主催で硫黄山(アトサヌプリ)山開きに向けた調査登山に参加しました。
    この調査登山は、登山ルートの安全確認、危険箇所の把握、避難経路確認などを目的として、根釧西部森林管理署、環境省釧路自然環境事務所、弟子屈消防署、弟子屈警察署、釧路地方気象台、アトサヌプリ防災協議会などの関係機関が連携し、毎年この時期に実施しており、今回は過去最多の41名が集まり調査登山を実施しました。

    参加者挨拶


    硫黄山(アトサヌプリ)

    硫黄山は現在、エコツーリズム推進法に基づく立ち入り制限区域に指定されていますが、弟子屈町の認定ガイドが同行する「アトサヌプリトレッキングツアー」であれば特別に立ち入りが許可されています。

    これより先は制限区域(ツアーの際はヘルメット着用区域)

    山頂まで向かう途中のV字地形で両サイドから落石が多い危険なエリアでは安全確認を行いならがら慎重に進みます。

    V字地形で両サイドから落石が多い危険なエリア


    V字地形で両サイドから落石が多い危険なエリアを歩く様子

    約2時間登って、山頂付近のくま落としの直下で休憩を取りました。
    この「くま落とし」は、深さ約50メートルに達する巨大な爆裂火口跡です。
    かつてアイヌの人々がこの切り立った崖にくまを追い落としたという伝承が名前の由来となっています。

    くま落とし

    本来の硫黄山の山頂は標高512mですが、「認定ピーク」が設定されており、安全性が確保されています。
    認定ピークの眼下には、川湯硫黄山生物群集保護林や硫黄山駐車場、川湯温泉街が一望でき、遠くには斜里岳を望むことができました。


    眼下に広がる川湯硫黄山生物群集保護林


    斜里岳

    硫黄山全体には1,500以上の噴気孔があるといわれており、結晶化した硫黄や現在最も活発に活動しているF-1噴気孔を望むことができました。

    結晶化した硫黄


    現在最も活動が活発なF-1噴気孔

    下山後、参加者による意見交換などを行いました。
    今年は5月17日(日曜日)から弟子屈町の認定ガイドが同行する「アトサヌプリトレッキングツアー」が開始されますが、今年も安心で安全なツアーが実施されること願っています。
    また、硫黄山から川湯温泉街にかけては川湯硫黄山生物群集保護林が設定され、ハイマツやイソツツジなどが保護されています。
    この広大なイソツツジ群落では毎年6月にイソツツジの真っ白の花が一面に広がるベストシーズンを向かえます。保護林内には遊歩道が設置されていますので、新緑の中に咲くイソツツジを見ながら散策することができますので、硫黄山にお越しの際は、ぜひ植物などもご覧ください。

    満開のイソツツジ(令和7年6月撮影)


    イソツツジ(令和7年6月撮影)


    (根釧西部森林管理署 森林技術指導官)

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:011-622-5228

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader