
日本森林学会大会で口頭発表してきました
【網走西部森林管理署】
令和8年3月18日(水曜日)、茨城県つくば市のつくば国際会議場にて開催された第137回日本森林学会大会において、北海道教育大学岩見沢校 山田亮教授、網走西部森林管理署 佐野由輝、元北海道森林管理局 平田美紗子の連名で、口頭発表を行いました。
発表題目は、「自然観察のあり方を理解する森林環境教育プログラムの効果」で、令和7年9月に北海道教育大学岩見沢校アウトドア・ライフコースの学生を対象として実施した、「自然観察の方法」、「ネイチャージャーナル(自然観察記録)」、「ネイチュア・フィーリング(五感を使った自然観察手法)」、「リーフアート(葉っぱ切り絵)」の4つのプログラムの教育効果について、心理尺度を用いた定量評価とテキストマイニング分析による定性評価を行った結果を発表しました。
質疑応答では、「ネイチャージャーナル」や「ネイチュア・フィーリング」など、各プログラムの具体的な実施内容についての質問が多く寄せられました。また、休憩時間にも複数の参加者から「共同で森林教育研究に取り組みたい」との声があり、本研究および取組内容に対する関心の高さを実感しました。
なお、本発表の要旨は以下のURLに掲載されています。
https://www.forestry.jp/meeting/meeting137db/?presen_stp=3&presen_no=C-11


山田教授(左)と佐野署長(右)
翌3月19日(木曜日)には、筑波大学キャンパス内にある野外実習施設「野性の森」において開催された森林教育実践研究会に参加しました。本研究会には、森林教育関係者に加え、野外教育分野の研究者も参加し、同一の森林をフィールドとしながら、異なる目的や視点で活動している研究者同士が意見交換を行い、お互いに刺激を受け合いました。
森林への興味・関心の向上を主眼とする森林教育と、協調性や創造性など人間の内面的成長を重視する野外教育のそれぞれの特性を組み合わせることで、より高い教育効果が期待できる可能性を感じました。

森林教育実践研究会では、筑波大学の野外教育の研究者の指導の下、複数の体験型アクティビティを実施しました。初めて体験するプログラムも多く、活動を通じて参加者同士の仲間意識が一層高まったと感じられました。

野外活動プログラム「トラストフォール」
今回の日本森林学会大会には多くの学生も参加しており、その中には、4月から北海道森林管理局の職員として仲間となる学生も含まれていました。学会を通じて交流を深めることができ、今後、国有林をフィールドとして共に活動できることを楽しみにしています。
(網走西部森林管理署長)
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