
遠軽町立遠軽小学校でリーフアートのワークショップを開催しました
【網走西部森林管理署】
令和7年11月16日(日曜日)、遠軽町立遠軽小学校にてリーフアート(樹木の葉を切り抜いて作る切り絵)のワークショップを開催しました。同校の児童および保護者39名のほか、当署からは署長を含む5名が参加しました。
まずはいろいろな落葉広葉樹の葉っぱを配り、それぞれの葉を観察したのち、お気に入りの葉を選んでもらいました。どうしてその葉を選んだのか児童にインタビューすると、「きれいな色だった」、「ぎざぎざの形が好き」、「一番大きいから!」など様々な答えがありました。
続いて今回のリーフアートに使うエゾユズリハの葉を配り、先ほど観察した葉との違いを探してもらったところ、「つるつる」、「光沢がある」、「においが違う」といった発見がありました。
北海道では珍しい常緑広葉樹で、樹高は約1mと低いのが特徴です。積雪時に雪の下に隠れ厳しい寒さをしのいでいると言われています。
エゾユズリハの木の特徴について三択クイズで紹介したところ、予想以上に低い樹高に驚く声が上がりました。
クイズでその答えを選んだ理由について共有してくれました
エゾユズリハと背比べ
クイズの後はいよいよリーフアートの制作に挑戦です。簡単な形でカッターの使い方を練習したのち、本番へ。今回のモチーフは遠軽町にある国宝「北海道白滝遺跡群出土品」の黒曜石イメージキャラクター「いしのたからくん」です。手足や表情などに細かいパーツが多く、丁寧な作業が必要なモチーフですが、大人も子どもも集中して取り組み、完成度の高い作品を作り上げていました。

みんな真剣に葉っぱと向き合っていました

台紙に乗せラミネート加工をして完成!
最後に児童に感想を聞いたところ「楽しかった!」「他の葉っぱでもやってみたい」との声が上がりました。ワークショップ終了後には校長先生からも「リーフアートの他にも、樹木に関するいろんな学びがあり、盛りだくさんでとても楽しかった。子どもたちがとても積極的で、自分の言葉で発言している様子を見てとても驚いた。」とのコメントをいただきました。
本ワークショップが森林や木に関心を持つきっかけになれば幸いです。引き続き、地域の方々とのイベント等を通して森林をより身近に感じてもらえるよう活動していきたいと思います。
(瀬戸瀬森林事務所)
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