
弟子屈町立和琴小学校林業見学会を開催しました
【根釧西部森林管理署】
令和7年11月6日(木曜日)、弟子屈町立和琴小学校の児童を対象に、林業現場の見学会を開催しました。
この見学会は、根釧西部森林管理署と和琴小学校との分収造林契約に基づき、伐採時期を迎えた植栽木の伐採作業の様子を授業の一環として見学することを目的に実施されたものです。
今回は、弟子屈町教育委員会および物林株式会社のご協力のもと、開催することができました。
冒頭では、弟子屈町教育委員会および物林株式会社より、分収造林契約の概要や、高性能林業機械(ハーベスタ、フォワーダ)による伐採作業についての説明が行われました。
集材土場で概要の説明
その後、児童たちは伐採現場へ移動し、実際の伐採作業の様子を見学。初めて目にする大型機械に興味津々の様子で、ハーベスタがわずか10秒でトドマツを伐採する様子に、「迫力がすごい!」「思っていたより速い!」「操縦者さんはUFOキャッチャーが上手そう!」など、無邪気で率直な感想が飛び交いました。
4本のトドマツを伐採しました
興味津々の様子で見学する児童たち
伐採されたトドマツに近づくと、木の良い香りが漂い、児童たちから歓声が上がる場面もありました。見学後には、記念写真を撮影しました。
トドマツの枝葉を持って写真撮影
最後に、当署職員より造林から伐採に至るまでの林業の一連の流れについて説明を行い、見学会は無事終了しました。
配付した、北の森漫画「人to木」の説明をしている様子
本見学会は、分収造林契約に基づく教育的取組として、児童たちに森林や林業への理解を深めてもらう貴重な機会となりました。
また、高性能林業機械による短幹集材システムの活用は、急傾斜地の少ない地域ならではの特徴を活かしたものであり、児童たちが地元の良さを実感する良い機会になりました。
なお、和琴小学校では、伐採した丸太の一部を製材し、ネームプレートなどを作成する予定とのことで、こうした体験を通じて森林資源の活用について学び、将来的に森林や林業に関心を持つきっかけになることを期待しています。
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