
遠軽町立白滝小学校で森林教室を開催しました!~石育×木育~
【網走西部森林管理署】
令和7年10月31日(金曜日)、遠軽町立白滝小学校にて森林教室を開催しました。当署からは署長を含む7名が参加し、児童や一般参加者とともに森林の魅力を体験しました。
白滝小学校では、白滝町が黒曜石の産地であり、石を通して地域の自然や歴史を学ぶ石育(いしいく)に加え、今年度は森林教室も継続して開催しています。今年度3回目の開催となった今回は一般の方も参加し、先生も含めた全員でリーフアート体験を行いました。
制作の前には、森林に親しんでもらうために職員が用意した様々な樹種の葉っぱの観察や、今回リーフアートで使用するエゾユズリハについての三択クイズを行い、エゾユズリハが小学生の背の高さ程度にしか成長しないことなどを職員が解説すると児童からは驚きの声が上がりました。
それぞれお気に入りの葉っぱを探していました。
そしていよいよリーフアートの制作です。
カッターの使い方を事前に確認した後、まずは星の形から制作しました。1年生などカッターを初めて使う児童もいる中、それぞれが集中して慎重に葉っぱを切り抜いていました。
星の形でカッターの扱いに慣れたら、次は難易度を上げて参加者の皆さんにとっては馴染み深い遠軽町の白滝遺跡群出土品のキャラクター、「いしのたからくん」のリーフアートの制作です。
こちらは学年ごとに難易度を分け、低学年から中学年の児童はシルエットの切り抜き、高学年の児童や大人は顔など細かい部分の切り抜きに挑戦しました。
大人も子供も集中して制作していました。
中でもカッターに慣れてきた児童たちは予定より早く切り終え、顔の切り抜きにチャレンジする児童が数名現れ、職員からは驚きの声が上がりました。
力作と一緒に記念撮影
完成後、児童からは「楽しかった!」「葉っぱが柔らかくて切るのが大変だった」、一般の方からは「まっすぐ切ったつもりでもガタガタになってしまい大変だった」「切っている最中に葉っぱの匂いがした」といった感想をもらい、今回の授業は終了しました。
完成したリーフアートはラミネート加工のうえ、参加者の皆さんにお渡ししました。
今後も地域と連携し、森林や林業に親しみを持ってもらえるような取組を進めてまいります。
(事務管理官(経理))
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