
中標津第2ひかり幼稚園の園児が格子状防風林で植樹体験
【根釧東部森林管理署】
令和7年10月28日(火曜日)、中標津第2ひかり幼稚園の年長園児28名が、北海道遺産に選定されている格子状防風林において植樹体験を行いました。
この活動は、中標津町に多く存在する格子状防風林が、地域住民の生活や農地を強風・濃霧・吹雪から守る重要な役割を果たしていることを園児たちに身近に感じてもらうとともに、森林に親しむ機会を提供したいという幼稚園の思いから実施されたものです。当日は、職員がカラマツの苗木の植え方を丁寧に説明した後、園児たちが実際に植樹を行いました。最初は植え穴を掘るのに苦労していた園児たちも、次第に慣れてくると次々と苗木を植え、当初予定していた一人3本を大きく上回り、10本以上を植える園児も現れるなど、にぎやかで活気ある植樹体験となりました。



植樹後には、防風林の機能や役割について、職員2名が防風林実験キットを用いて説明を行いました。園児たちは、うちわで風を送る実験を通じて、防風林が家や物を風から守る仕組みを体験し、「木で風が防げるのがすごい」と感心する様子が見られました。
また、当日は新聞社やNHKの取材もあり、格子状防風林や国有林の重要性を広く知ってもらう良い機会となりました。
今後も、植樹体験や森林教室など、子どもたちが森林について学び、自然とふれあう機会を継続的に提供してまいります。
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