
「イキイキ森林づくり事業(育樹祭)」開催
【日高南部森林管理署】
令和7年10月27日(月曜日)、えりも岬の緑を守る会が主催する「イキイキ森林づくり事業(育樹祭)」が、時折強風が吹いていましたが、日差しが暖かい天気の中開催されました。
開会式
えりも町役場やえりも漁協をはじめ、各関係機関や地元住民の方々など約100名が参加し、クロマツの枝落とし作業が行われました。
開会式では、えりも町長、えりも岬の緑を守る会会長から主催者挨拶があり、北海道森林管理局からは計画保全部長が来賓として挨拶しました。
計画保全部長
枝落とし作業の前に、えりも治山事業所の治山技術官より、枝落としの必要性やノコギリの取扱いに関する注意事項についての指導を受けたあと、林内に移動してクロマツの枝落としを行いました。
えりも治山事業所 治山技術官
えりも国有林では、強風から苗木を守るため、通常よりも多くの本数を植栽し、苗木同士でお互いを支え合っています。
しかし、植栽されたクロマツが大きくなると、それぞれの枝が他の木々や下層植生の生育を妨げるようになるため、枝落としが必要となります。
多くの参加者は慣れた手さばきで、長く伸びた枝を頭上の高さまで切っていきました。枝落とし後の林内には光が差込み、遠くまで見通せるほどスッキリとしました。
参加者全員が枝落とし後の林内を見ながら、更なるクロマツの成長に期待を寄せ、「イキイキ森林づくり事業(育樹祭)」は終了しました。
記念撮影
日高南部森林管理署では今後も地域関係機関と協力し、森林整備の大切さや、えりも緑化事業の歴史・必要性について伝えていく考えです。
(西舎森林事務所)
お問合せ先
総務企画部 企画課
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