
日高小学校で森林教室を開催
【日高北部森林管理署】
令和7年10月20日(月曜日)、日高小学校5年生4名を対象に、「総合的な学習の時間 森林体験学習」の一環として森林教室を実施しました。
はじめに、日高小学校内で、署長が「森と歩んだ日高地区の200年」と題した講義を行いました。児童は、近世末期から現在まで、日高地区が豊かな森林とともに歩んできたことを、郷土資料や地域の森林の写真などを見ながら学びました。
日高地区と森林の講義を聞く児童
次に、開拓以前の日高の森の姿をとどめる沙流川オートキャンプ場に移動し、主要な樹木の特徴やオオウバユリの種子散布などを実際に見て触れて学びました。
冷たい雨が降ったり止んだりするなか、児童たちは真剣に話を聞いていました。その後は復習もかねて、森の中で指定された木の実や鳥などのアイテムを探す「フィールドビンゴ」を行いました。「ドングリどこだー」と一生懸命探していました。
木の根元に生えるキノコの観察に夢中
オオウバユリを振って種子を散布
カッパを着ながらフィールドビンゴ
最後にドローン飛行体験を行いました。職員が操縦するドローンで上空から日高の森林を見ると普段と違った角度からの風景に「おぉー」「すごい」と驚きの声があがりました。
タブレットでドローンが撮影している景色を見ることができる
寒い中での活動でしたが、カエデの葉を拾い集めたりフクロタケを枝でつついて胞子を出してみたりと、児童たちは夢中になって自然を楽しんでいました。これからも豊かな自然に囲まれている日高地区で森林や林業をより深く知り、大切に感じてもらいたいと思います。
(日高森林事務所)
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