
苫前町植樹祭、荒天により中止も植樹作業は無事実施
【留萌南部森林管理署】
令和7年10月8日(水曜日)、苫前町で予定されていた「令和7年度苫前町植樹祭」は、あいにくの荒天により中止となりました。
この植樹祭は、苫前町、留萌南部森林管理署、留萌中部森林組合の共催、留萌振興局みどりのネットワークの協力のもと、毎年開催されているもので、町議会議員や認定苫前・古丹別こども園の園児たちも参加する、地域に根ざしたイベントです。
式典は中止となりましたが、「植樹作業だけでも実施したい」との苫前町からのご要望を受け、関係者が協力して作業を行いました。
当日は、約30cmほどのノリウツギの苗木20本を丁寧に植樹。ノリウツギは北海道では「サビタ」とも呼ばれ、夏には白い花を咲かせる美しい低木です。樹皮からは和紙の原料となる糊料が採れることでも知られています。
植樹後には、動物による食害を防ぐためのシェルターや鳥居支柱の設置も行われ、苗木の保護対策も万全に整えられました。
食害防止シェルターの支柱を立てる当署藪署長
食害防止シェルター完成!
支柱を打ち込んでいる当署職員
作業の最後には、福士苫前町長より「来年はいい天気でやりましょう!」とのあいさつがあり、参加者一同、来年の開催に期待を寄せながら作業を終えました。
あいさつをする福士苫前町長
昨年は同じ場所にエゾヤマザクラを植樹しており、春にはピンクの花、夏にはノリウツギの白い花が咲き誇る、季節の彩り豊かな場所になることが楽しみです。
(古丹別森林事務所 木戸場)
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