「北海道エリア日立グループの森」林業体験活動の枝打ち指導をしました
【胆振東部森林管理署】
令和7年9月7日(日曜日)、むかわ町豊城で行われた「北海道エリア日立グループの森」林業体験活動の枝打ち指導に当署職員4名が参加しました。
当日は、朝からあいにくの雨でしたが、日立グループの社員やそのご家族57名が参加し、カラマツの枝打ちを行いました。
このカラマツは、「ほっかいどう企業の森林づくり制度*」により、平成20年(2008年)にむかわ町と日立製作所が事業の協定を結び、3,000本が植樹されたものです。また、枝打ち活動は、昨年度に引き続き2回目で、むかわ町の施策である企業の森林づくり、木育推進の一環として行われています。
開会式の様子
開会式では、日立製作所北海道支社長より「本日は雨ですが、熱中症になるような高温でもなく活動のしやすい良い日です。また、むかわ町でグルメフェスタも同時に開催されており、この枝打ちの木育の後、食育も楽しみましょう」とお話があり、むかわ町長からは「2008年に植樹したカラマツは、現在、高さ15m, 平均胸高直径26cmに成長しています。本日はあいにくの雨ですが、足元に気を付けてけがのないよう作業してください」とお話がありました。
作業前には、胆振総合振興局森林室の渡部普及課長より、枝打ち指導があり、「上から切り始めると枝が重く落ちて皮がはがれる恐れがあるので、先に下から2回切った後に上から切るようにしてください。また、けがをしないために一人一本として、自分の肩の高さまでの枝を切るようにしてください」と注意喚起がありました。
胆振総合振興局森林室の渡部普及課長より枝打ち指導
参加者の皆さんは、ヘルメットを着用し、のこぎりを手に作業を開始しました。
根元から出ている枝もあり、大人はもちろん小さい子達も一生懸命枝打ちを実施していました。
スタッフ一同は、参加者の皆さんが安全に作業を実施できるように、エリアの巡視、作業の見守り、声かけを行いました。
枝打ちの様子
枝打ちの様子
丁寧な作業のおかげで、枝がたくさん出て暗かった林内が、明るく歩きやすくなりました。
枝打ち開始前の枝の様子
枝打ち後の林内の様子
今後もむかわ町と協力して木育活動を推進していきます。
(主任森林整備官 浅野)
*「ほっかいどう企業の森林づくり制度」:企業が社会貢献を目的に行う森林づくり活動を北海道が支援する制度
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総務企画部 企画課
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