山の日 登山者に山岳遭難への注意呼びかけ~道警と森林管理局が十勝岳で啓発活動~
【企画課】
北海道警察と林野庁北海道森林管理局は、8月10日(日曜日)に十勝岳において、「夏山遭難の防止及び森林における活動の安全」を広く呼びかけるため広報啓発活動を合同で行いました。
この活動は、北海道内における山岳遭難が令和6年には129件発生しており、そのうち夏山シーズン(7、8月)の発生件数は、令和5年から5件増加、遭難者数も10人増加したことから、今年も今後、山岳遭難の増加が懸念されるため、山の日を前に日本百名山の1つで多くの登山者が訪れる美瑛町の十勝岳望岳台で行ったものです。
当日は早朝から好天に恵まれ、多くの登山者が十勝岳山頂を目指す登山口に北海道警察山岳救助隊、道警マスコット「ほくと君」、北海道森林管理局職員が立ち、登山者一人一人に安全な登山を呼びかけるとともに、森林管理局職員が発案・製作した山岳遭難防止啓発“豆本”「鳥獣登山戯画」(5×4cmの超ミニサイズ)等の啓発グッズの配布を行いました。
この豆本は鳥獣戯画を模したキャラクターがQ&A方式で安全な登山を啓発しているほか、登山に役立つ各種情報を掲載し、キーホルダー型でもあることから登山リュックにぶら下げて持ち歩いてもらえるようになっています。
受け取った皆さんは、極小サイズの豆本を珍しそうに眺めながら、「気を付けて行ってきます」と元気に出発してきました。
また、「ほくと君」や林野庁非公認キャラの「林りん子森林官」等身大パネルと記念撮影したり、「この写真をSNSに載せてPRします!」と応援してくれる方々もいるなど、楽しい啓発活動にもなりました。
今後も北海道森林管理局では北海道警察等関係機関と連携し、安全で楽しい登山を呼び掛けていきたいと考えています。
「鳥獣登山戯画」はネットでもご覧になれます。https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/a/mamehon.html
(課長補佐 中鍵)
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