大型機械地拵箇所の植生回復状況現地見学会を開催
【留萌南部森林管理署】
令和7年7月15日(火曜日)、大型機械地拵箇所の植生回復状況現地見学会を開催し、留萌振興局森林室・天塩事務所、留萌南部森林組合、留萌北部森林管理署など計27名が参加しました。
主催者挨拶
主催者挨拶
今回の見学会では、令和5年度に大型機械地拵を行い、2つの区画(プロットA・B)に植栽本数を変えてクリーンラーチ(コンテナ苗)を植栽した箇所について、植生の回復状況に違いがみられることから、現地見学と原因等に関する意見交換を目的として開催しました。
はじめに留萌南部森林管理署長より「伐採から再造林・保育までの収支のプラス転換を可能とする『新しい林業』の取組を進めているところであり、これから現地状況を説明しますので、皆様から忌憚のない御意見をいただきたい。」と挨拶がありました。
プロットA
プロットB
次に当署職員より取組状況及び現地概要説明の後、プロットA、プロットBをそれぞれ見学しました。なお、現地は今年度機械下刈を実施します。
プロットAを見学する参加者
プロットAの植栽木
プロットBを見学する参加者
プロットBの植栽木
現地見学後に意見交換を行い、参加者からは「繁茂しているものはヨツバヒヨドリという山野草。これがもともと多いか少ないかが植生回復状況に影響しているのではないか」や「欠損対策としてピンクテープ等を苗木に付けた方が作業時は欠損も回避できていい」など多岐にわたる意見等が出されました。
意見交換会の様子
当日は、日差しが強く気温も30度を超え、熱中症対策を行いながらの開催となりましたが、様々な意見等があり大変有意義な見学会となりました。
今後も「新しい林業」の取組を進め、森林整備の省力化・軽労化を進めていきたいと思います。
(業務グループ 小林)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:011-622-5228