帯広市立清川小学校の皆さんと一緒に環境教育
【十勝西部森林管理署】
令和7年7月10日(木曜日)、帯広市拓成町の戸蔦別川(とったべつがわ)において、帯広市立清川小学校3・4年生(15名)を対象に、防災教育も兼ねた環境教育を北海道開発局帯広開発建設部帯広河川事務所と共同で開催しました。当署からは、総括治山技術官ほか5名が参加しました。
本取組は、以前より帯広河川事務所が毎年実施していましたが、3年前からは当署も共同で参加するようになりました。
当日は、はじめに帯広河川事務所から砂防ダムの働きについてモニターを使いながら学習を深め、その後、当署職員が、森林の役割についてクイズを交えながら説明しました。
低学年でも理解できるようイラストや言葉を工夫したことで、積極的に手をあげて答える児童の姿や笑いがおきるシーンも見受けられ、終始和やかな雰囲気の中、森林と自らの生活との密接な関係を再確認することができました。
帯広河川事務所による砂防ダムの働きについての学習
当署による「森とくらし」の説明
その後、 特定非営利活動法人帯広NPO28サポートセンターが講師となり、戸蔦別川の水生生物の調査や川流れを体験しました。
水生生物調査では、当署職員も児童たちと一緒に川へ入り、水の綺麗さを判定するための目安となる指標生物を夢中で探しました。
見つけた指標生物により戸蔦別川が綺麗な川であることを実感できました。また、川流れ体験では水辺の安全講習も共に行なわれ、とても有意義な環境教育となりました。
水生生物調査の様子
指標生物表を見ながら水質判定する児童たち
きれいな川に生息する「ヒラタカゲロウ類」
川流れ体験の様子
今後も十勝管内の流域管理のパートナーでもある帯広河川事務所と連携しつつ、森林及び河川の役割、防災の必要性について、地元の子供たちへの普及に努めていきたいと思います。
(主任森林整備官 蔵野)
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