
函館大学付属有斗高校1年生の皆さんが植樹体験活動を行いました!
【渡島森林管理署】
令和7年7月7日(月曜日)、渡島森林管理署では、「遊々の森」協定を締結している函館大学付属有斗高等学校1年生による植樹体験を実施しました。この取組は、平成19年から毎年、同校などを対象に森林環境教育の一貫として事前授業(座学)と植樹体験活動をセットで行っています。
事前授業は、令和7年5月16日(金曜日)同校にて行い、後日、植樹体験を行うに当たって、「なぜ森をつくるのか」「どうやって作っていくのか」など、イラストや写真を使って分かりやすく説明し、植樹体験に向けて、生徒たちが樹木を植えることへのモチベーションを高めました。
植樹体験の当日は好天に恵まれ、北海道駒ヶ岳を背景にカリマ国有林(七飯町内)にて、駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター職員の皆様にもご協力をいただきながら、総勢約110名で行いました。
まずは、函館大学付属有斗高等学校の教頭先生と渡島森林管理署長の挨拶から始まり、その後、当署職員による植樹方法の実演を行いました。生徒たちはあらかじめ指定された箇所に穴を掘り、1人1本ずつ丁寧にミズナラを植樹しました。ミズナラは、他の樹種に比べて水分の含有量が多く、北海道全域に生息しているのが特徴です。
シャベルで苗を植える穴を掘る様子
職員とともにミズナラの植樹を行う
3人1組で植樹を行う生徒たち
先生方や職員に見守られながら作業を進める
有斗高校1年生の皆さんと北海道駒ヶ岳(クリックすると、大きい画像が立ち上がります。)
植樹の後、元気いっぱいの生徒の皆さんは、北海道駒ケ岳をバックに記念撮影を行い、植樹体験を無事に終了しました。後日、同校より生徒の皆さんからのアンケート集計結果の報告があり、それによると、「森林の役割についてどの程度理解が深まりましたか?」の問いに対し、「とても理解できた」「ある程度理解できた」との回答が計9割、「林業(森を育て、活用する仕事)に対して興味を持ちましたか?」の問いに対し、「としも興味を持った」「少し興味を持った」との回答が計6割、「今後、森林に関わる活動(植樹、森林ボランティアなど)に参加したいと思いますか?」の問いに対し、「是非参加したい」「機会があれば参加したい」との回答が計7割でした。
事前授業で得られた知識や植樹体験を通じて、森林づくりは面白いという楽しみを感じていただければ幸いです。植樹したミズナラが生徒の皆さんのように元気に育つことを期待しています。
参加された皆様、暑い中ご協力いただきましてありがとうございました。
(業務グループ 林)
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