
未来のバットを育てよう!「令和7年度 第1回バットの森づくり植樹祭」
【胆振東部森林管理署】
令和7年7月5日(土曜日)、NPO法人アオダモ資源育成の会が主催する「バットの森づくり植樹祭」が苫小牧市内の胆振東部森林管理署国有林で行われました。
この植樹祭は、良質なバットの原料材であるアオダモを植樹し、良質なバット素材の育成・供給をすることを目的に毎年開催されています。
当日は、大谷室蘭高等学校硬式野球部や地元の少年野球チーム苫小牧新生台イーグルスを含め約170名が参加し、アオダモの苗木300本を植樹しました。
植樹中
ゲストとして、元日本ハムファイターズの小笠原道大さん、侍ジャパン大学日本代表の平川蓮選手と秋山俊選手が参加し、植樹の後にはホオノキ製バットの贈呈や記念撮影が行われました。
小笠原さんからホオノキ製バットの贈呈
北海道森林管理局からは関口局長が来賓として招かれ、胆振東部森林管理署からは9名の職員が参加し、植樹指導や会場案内等を行いました。
記念撮影
また、植樹したアオダモは、このように白いネットで覆います。
ネットで覆われたアオダモ
なんと、アオダモはエゾジカの大好物。何もしないと葉っぱも樹皮も食べられて枯れてしまうため、ネットで覆うことでアオダモを守っています。
昨年度に植樹したアオダモは、ネットのおかげで、その多くが元気に育っていました。
植樹箇所全景
アオダモがバットとして使用できる大きさになるには70年あまりの年月が必要となりますが、バットになるその日まで守り育てていきたいと思います。
(糸井森林事務所 堀内)
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