
第70回武佐岳山開きにて「豆本」配布!
【根釧東部森林管理署】
【山開きに参加しました】
令和7年6月8日(日曜日)、中標津町の武佐岳において第70回山開きが開催され、当署からは4名が参加し、登山者に「豆本」の配布など国有林の広報活動を行いました。
本山開きは、(一社)なかしべつ観光協会主催により、毎年6月の第二日曜日に開催しており、今回、根釧東部森林管理署は後援という形で参加させていただきました。
【武佐岳ってどこの山?】
武佐岳は、北海道東部の中標津町にある標高1,005mの低山で、町歌や校歌の歌詞にも多く登場するなど町民から親しまれる山となっています。
北海道百名山の一つであり、山頂からは雄大な根釧台地や知床連山、野付半島や国後島を望むことができ、眼下には当署が管理している格子状防風林を見ることができます。
開陽台展望台からの武佐岳(クリックすると、大きい画像が立ち上がります。)
【配った「豆本」ってなんなの?】
今回登山者の方々に配布した豆本は、正式な名前を『鳥獣登山戯画(ちょうじゅうとざんぎが)』といい、北海道森林管理局の広報チームが作成した、登山マナーを啓発するための登山者向けのハウツー本です。
登る山の決め方や持っていく装備、山中でのマナーなどを、擬人化した動物たちがコミカルに説明しています。気になった方はこちらから内容をチェックしてみてください。
てのひらサイズの豆本
【当日の様子】
当日は、絶好の登山日和となり、職員が登山口に到着した朝7時には、すでに30名ほどの方が出発していました(遅かったか ごめんなさい…)。
武佐岳登山口
急いで登山者の受付を行い、その際に豆本の配布や内容の説明を行いました。
配布した豆本については、豆本という形に反応を示していただいたり、内容についてわかりやすいと感想を言ってくれたり、中には今回モチーフとして使用した鳥獣人物戯画が好きとおっしゃっていただけたりと、様々な角度から興味を持っていただけました。
また、下山された方には先着で、なかしべつ観光協会が中標津町産の牛乳や日帰り温泉の入浴券、中標津町が非常食や各種広報物を配布する中、当署でも管内概要やスマホで使える国有林地図のダウンロード方法のチラシを配布し、国有林に興味を持ってもらえるように広報活動をしました(ありがとうございました)。
受付周辺の風景
受付の様子
続々と山へ向かう登山者の皆さん
午後からは、これまでの天気が一転、一時は雷を伴う雨となってしまいましたが、15時に無事全員下山することができました。
来年度以降も豆本配布等による広報活動を進めていきますので、山に興味がある方も、豆本に興味がある方も、是非中標津の山開きにお越しください!!
登山者の皆さまお疲れ様でした。
(西春別森林事務所 西川)
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