
「社会貢献の森」で森林ボランティア活動が行われました
【上川中部森林管理署】
令和7年6月6日(金曜日)、嵐山・神居自然休養林内にある外国樹種見本林において、「社会貢献の森における森林整備活動に関する協定」(協定面積:11.22ha)に基づき、一般社団法人旭川林業土木協会、旭川森人の会及び旭川地方森林整備事業協同組合の各々の会員約120名が参加する、森林ボランティア活動が行われました。
参加者の皆さんは、時折小雨の降る中でしたが、歩道の刈払いやゴミ拾い、木材チップ敷きなどを行い、心地よい汗を流していました。
(「社会貢献の森」の名称は「旭川森人の会の森」といいます。協定者:一般社団法人旭川林業土木協会)
当署からは署長、地域林政調整官、総括森林整備官と旭川事務所からは所長が来賓として参加し、旭川林業土木協会の新谷会長の主催者挨拶、猪股署長の来賓挨拶のあと、総括森林整備官から安全指導を行いました。その後、旭川地方森林整備事業協同組合の菅事務局次長から諸注意と各作業配置に係る班分けが行われ、各作業が開始されました。
参加者の皆さんは、それぞれの配置箇所で手際よく仕事をこなし、午前中には無事に各班の作業が終了しました。
主催者挨拶される旭川林業土木協会の新谷会長
開会式の様子
木材チップ敷きの様子
木材チップ敷きの様子
歩道刈払いの様子
歩道刈払いの様子
外国樹種見本林は、外国の樹種の成長を観察するため、1898年(明治31年)にストローブマツ、ヨーロッパアカマツ等の苗木を植栽し造成して以来、今年で127年を迎えます。
また、本見本林の入口付近には「三浦綾子文学記念館」が開設されており、外国人観光客も訪れる旭川市の観光名所の1つとして紹介されるなど、観光スポットとなっています。
本見本林はJR旭川駅からほど近く、今回のボランティア活動により整備された歩道を、来訪者の皆さんが気持ちよく散策できるようになりました。
木材チップが敷設された歩道
きれいに刈払いされた歩道
(地域林政調整官 大谷)
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