
「オホーツク魚の市民植樹祭」に参加しました
【網走西部森林管理署西紋別支署】
令和7年5月18日(日曜日)、紋別市内の旧大山パークゴルフ場で「第26回オホーツク魚の市民植樹祭」が開催されました。この植樹祭は「山が緑で満ちると海が豊かになる」という考えのもと、海の産物を育む森を作るため、また市民が自然を楽しむ「いこいの森」を作るために毎年行われています。
開会式の様子
会場には色とりどりの大漁旗が掲げられ、家族連れや漁業関係者など多くの人が参加していました。晴天に恵まれ、植樹するにはちょうど良い天気でした。当支署からは11名が参加しました。
実施にあたり、深尾地域統括森林官から植樹指導を行いました。根が地上に出ないよう埋めること、苗木を真っ直ぐ植えること等の説明があり、皆さん真剣に聞いていました。
苗木の植樹方法について指導中
今回は6種類の苗(ミズナラ、イタヤカエデ、ヤチダモ、ナナカマド、アカエゾマツ、グイマツF1雑種)がそれぞれ50本、計300本用意され、互いに道具を譲り合って使いながら、一本ずつ丁寧に植え付けました。
まずはスコップを踏みしめる
苗木を植え付けるところ
さらにエゾシカ等の獣害防止対策として、広葉樹には食害防止チューブを設置しました。槌で緑のポールを地面に刺す人やそれを曲がらないように支える人など、特に役割分担している印象がありました。
ケガには気を付けて作業中
仕上げに結束バンドで固定
最後に、名前等を書いた標柱を植樹した苗の傍に記念として立てました。植樹し終えると達成感があり、嬉しそうに写真撮影する人もいました。会場内は笑顔があふれていて、皆さんが植樹を楽しんでいる様子でした。
その後のお昼は紋別漁業協同組合からカニ汁とホタテの貝焼きが振る舞われました。カニ汁は心が落ち着くような甘さで、ホタテは歯ごたえが良く、海の恵みに感謝して美味しくいただきました。
環境や生物多様性について考えるだけでなく、市民との交流にもなる良い一日でした。植樹作業お疲れ様でした。
(業務グループ 人見)
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