
第31回余市川クリーンアップ作戦に参加しました
【石狩森林管理署】
令和7年5月17日(土曜日)、「第31回余市川クリーンアップ作戦」が開催されました。
赤井川村健康支援センターで行われた開催式の様子
「余市川クリーンアップ作戦」とは、平成7年2月に余市川へ汚水が流出した余市川汚染事故がきっかけとなって始まった活動で、余市川流域に位置する3町村(余市町・仁木町・赤井川村)の関係団体及び小樽市が、毎年ボランティアとして流域の環境保全に努めています。
当署からは、赤井川森林事務所の職員2名が赤井川村で行われた清掃活動に参加しました。赤井川村に事業所がある企業や事業体、地方自治体職員、住民の方々などがおおよそ60名ほど参加し、9班に分かれての活動となりました。当署は赤井川村役場の職員とともに冷水峠展望所付近でゴミ拾いを行い、45リットルのゴミ袋に5袋ほどの家庭ゴミのほか、タイヤやガスコンロ、座椅子などの大型ゴミを回収しました。道路や側溝等にゴミを捨てる行為はやめてほしいものです。
清掃活動の様子
集まったゴミの一部
清掃を行った冷水峠展望所からは、カルデラ地形が一望できる素晴らしい景観を望むことができます。また、展望所に面した国有林は、平成30年度に赤井川村役場と石狩森林管理署で「ふれあいの森における森林整備活動等に関する協定」を締結し、「カルデラの森」と名付けました。
「カルデラの森」では、毎年、赤井川村と当署が連携して、植栽木の枝払いや雑草木等の刈払いを行っており、景観維持に取り組んでいます。
冷水峠展望所からの眺め
当日は、新緑の草木から春の訪れが感じられ、心地よい気候の中で活動できました。
また、6月10日(火曜日)に村内の小中学生と行う予定の「カルデラの森」での植樹活動に向けた準備も赤井川村役場の職員と行いました。
「カルデラの森」での植樹活動の準備
今後とも、鮎が生息する北限の川といわれている余市川流域が自然豊かに維持されるよう活動していきたいです。
(赤井川森林事務所 村瀬)
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