白老町とアイヌ共用林野設定契約を締結しました!
【胆振東部森林管理署】
令和7年2月25日(火曜日)、白老町役場にて白老アイヌ協会理事長が同席のもと、白老町と胆振東部森林管理署によるアイヌ共用林野設定契約締結式が行われました。
契約書に署名(写真左:櫻庭胆振東部森林管理署長、写真右:大塩白老町長)
本契約は、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」をもとに、白老町の国有林の約3,500ヘクタールを共用林野として設定し、区域内において、アイヌ儀式で使用する祭具(イナウ・パスイ)の材料として必要な林産物の採取を可能とするものです。
今回締結の共用林の中に、ウポポイに隣接し白老駅や市街地からもアクセスの良い、ポロト自然休養林が設定されていることもあり、櫻庭署長からは「居住地から近い場所で安定的に原料を確保していただくことで、アイヌ文化継承の拠点の一つとなれるように体制を整えていきたい」との挨拶がありました。
写真左から櫻庭胆振東部森林管理署長、大塩白老町長、山丸白老アイヌ協会理事長
当署では、今回設定した共用林野の有効活用や契約に基づく取組を推進し、アイヌ文化に不可欠な林産物の供給に地域と一体となり取り組むことで、アイヌ文化の伝承に協力出来るよう努めてまいります。
(事務管理官(管理) 堀内)
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