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北海道森林管理局

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    各地からの便り

    子どもたちとクリスマスリース作り~湧別町「湧ゆう湧くわく体験塾」

    【網走西部森林管理署】


    湧別町では、町内の小学4~6年生を対象とした「湧ゆう湧くわく体験塾」を開催しています。
    この塾は、子どもたちが地域の良さを活かした様々な活動を体験する中から自然や文化などに対する興味や関心を高め、知識やできることを増やし、一層たくましく心豊かな人に成長してもらいたいという思いで行われているもので、毎月いろいろなプログラムが用意されています。
     
       
     
    12月の塾は14日(土曜日)に開催され、「森林クラフト体験」を行うということで網走西部森林管理の職員4名が講師を務め、森で集めてきた、まつぼっくり、どんぐり、木の端材等の自然素材を持ち込んでクリスマスリースとツリーづくりを楽しんでもらいました。
     
       
     
    会場となった“文化センターTOM”には26名の塾生が集まってくれ、これはこれまでの活動で最も多いとのことで、我々もとても気合が入りました。

       

    工作に入る前には、まず素材の特徴や道具の使い方などの説明を行い、続いて見本や写真を示しながら、どのような作品を作るかイマジネーションを広げてもらった上で、いよいよ作業開始です。

       

    子どもたちは早速、用意した素材の中から自分のイメージに合うものを選び、創意工夫しながら作品を作り上げていきました。

     
      
     
      
    工作のアドバイスをしながら会場を眺めてみると友達と和気あいあいとおしゃべりしながら楽しそうに作る子、モノづくりに没頭する子、自然素材ならではの二つとない形を活かすことにこだわって作る子、1つでは満足せず3つも作品を作る子などがいて、個性あふれる子どもたちの発想と作品に作り上げる力のすごさに我々も驚かされました。

          

    このような熱気の中、予定の2時間はあっという間に過ぎ、沢山の芸術作品ができあがり、みなさん満足げに見せ合っていました。 
    終了後は、力作を壊さないように大事に抱えて帰るうれしそうな姿がとても印象的でした。
    当署では湧別町の子どもたちが色々な体験を通じて健やかに育ってくれるように、今後も引き続き協力していきたいと考えています。
     
    (森林技術指導官  原)