第17回えりもイキイキ森林づくり事業の開催
【日高南部森林管理署】

参加者での記念撮影
令和6年11月6日(水曜日)、えりも岬の緑を守る会が主催する「イキイキ森林づくり事業(育樹祭)」が開催されました。えりも町役場やえりも漁協をはじめ各関係機関や地元住民の方々など総勢131人が参加し、えりも国有林内においてクロマツの枝落とし作業が行われました。北海道森林管理局からは近藤計画保全部長、高橋治山課長のほか日高南部森林管理署職員を合わせ延べ10名が参加いたしました。
開会式では、えりも町長、えりも岬の緑を守る会会長から主催者挨拶があり、近藤計画保全部長から来賓として挨拶しました。

えりも町長主催者挨拶

計画保全部長来賓挨拶
その後、宮﨑治山技術官より、枝落としの必要性と作業上の注意点の説明を行い、参加者の皆さんは薄暗い林内に入っていきました。
えりも国有林では、強風から苗木を守るため通常よりも植栽する本数を多くし、苗木同士でお互いを支え合っています。植栽されたクロマツが大きくなると逆にそれぞれの枝が他の木々や下層植生の生育を妨げるようになるため枝落としを行います。
えりもイキイキ森林づくり事業は今回で第17回を迎えました。参加者は慣れた手さばきで長く伸びた枝を頭上の高さまで切っていき、枝落とし後の林内には光が差込み、遠くまで見とおせるほどスッキリとしました。

作業中

作業前

作業後
作業を終えた後、参加者からは「もっと作業がしたかった。」、「林内がスッキリ明るくなって気持ちが良い。」といった声が聞かれました。
日高南部森林管理署では今後も地域関係機関と協力し、森林整備の大切さやえりも緑化事業の歴史や必要性について伝えていく考えです。
(総括治山技術官 大口)
お問合せ先
総務企画部 企画課
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