造林作業の軽労化(植付)に関する現地検討会を実施しました
【根釧東部森林管理署】
令和6年10月24日(木曜日)、中標津町養老牛の国有林にて根室振興局や地元自治体、林業事業体といった地域の林業関係者14名が参加し、「造林作業の軽労化(植付)に関する現地検討会」を実施しました。
当署では、造林作業の軽労化に向けて取組を進めているところであり、今回、近年開発された電動苗木運搬機と植栽機の実演を行い、活用に向けた課題等について意見交換を行いました。



電動のため、上り斜面でも簡単に移動できます(最大積載重量60kg)。


一輪車型なので小回りが利くのが本機の特徴となります。


電動苗木運搬機は、人が背負って運ぶのと比べ、苗木の一時集積場所から植栽位置までの運搬等の軽労化が期待できます。
現地検討会を行うにあたり、参加者にも実際に本機を操作した後に使用感について感想をいただきました。その中で、「コンテナ苗を人力で運搬するのと比べ、3~4倍の量を1回で運べるのは良い」、「移動速度はもう少し速くなるとよい」、「ハンドル位置を適宜調整できるようになるとよい」等の意見が出てきたところです。
伐採や造材等丸太を生産する作業と比べ、造林作業は機械化が遅れていることから、事業体からの要望や関心は高く、事後に行ったアンケートでも引き続き現地検討会の開催を要望する意見をいただきました。今後も地域の林業関係者とともに造林作業の省力化や軽労化の取組を進めていきます。
当署では、造林作業の軽労化に向けて取組を進めているところであり、今回、近年開発された電動苗木運搬機と植栽機の実演を行い、活用に向けた課題等について意見交換を行いました。



電動のため、上り斜面でも簡単に移動できます(最大積載重量60kg)。


一輪車型なので小回りが利くのが本機の特徴となります。


電動苗木運搬機は、人が背負って運ぶのと比べ、苗木の一時集積場所から植栽位置までの運搬等の軽労化が期待できます。
現地検討会を行うにあたり、参加者にも実際に本機を操作した後に使用感について感想をいただきました。その中で、「コンテナ苗を人力で運搬するのと比べ、3~4倍の量を1回で運べるのは良い」、「移動速度はもう少し速くなるとよい」、「ハンドル位置を適宜調整できるようになるとよい」等の意見が出てきたところです。
伐採や造材等丸太を生産する作業と比べ、造林作業は機械化が遅れていることから、事業体からの要望や関心は高く、事後に行ったアンケートでも引き続き現地検討会の開催を要望する意見をいただきました。今後も地域の林業関係者とともに造林作業の省力化や軽労化の取組を進めていきます。
(総括森林整備官 樋口)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:011-622-5228